2023/06/01

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】定点観測


 

園庭の定点観測地であるデッキのベンチ。


この時間はとても大事。


全体を見渡すことで様々なことが見えてくる。


園児の様子。


クラスのまとまり。


担任の先生方の姿勢。


様々なことが感じることができる。


モノの見方ひとつで、


全体は見えなくものなのです。


目の前のことのみに囚われてしまい、


俯瞰して判断することが難しくなることもある。


しかし・・・


全体ばかり見ていては、


現実的には少しも進歩しないということもあるのです。


このジレンマを抱えながら、


どのように柔軟に対処していけばよいか。


目の前のことに一生懸命取り組み、


楽しく・・・


実感を伴いながら進めるのは人間的でいいと思う。


しかし・・・


ときにデータとして、


先入観に惑わされずに判断し、


実行することも重要になるものなのです。


この部分は、


どちらかというと、


機械的と言えるかもしれない。


文系発想と理系発想の違いという見方もできるだろう。


一方・・・


その場その都度のベストを出し、


全体への関心が薄くなる。


もう片方は、


全体を見ながら目の前の状況を最適化しながら淡々とこなす。


この両者は互いに必要な発想だと思う。


どこまで行っても人間であり、


非人間的に物事を処理するのには違和感もある。


しかし・・・


実際は物事を抽象化して、


データとして見ることで客観的に


どんな手を今打つのがベストなのかは見えてくる。


人間の先入観や慣性のようなもので全てを判断してしまうと、


攻めるべきポイントが曖昧になってしまう。


詰めの甘さが残り、


勝ち切れないパターンとなってしまうもの。


普段、楽しみながら、


モチベーションを維持しながらやることは大切なことである。


一方で、


全体を俯瞰してどこが勘所なのかを


鋭く見抜く力もパフォーマンスを高めるというのは事実。


理系と文系の発想を内包するのが、


情報量を増やすということではないだろうか。


目の前に没頭してガンガン攻める時、


その選択肢が間違ってなければ、


そのアプローチは功を奏すだろう。


一方で情報量を増やすと別の見方にも気付ける。


何かを選んでいる時点で、


他のものが見えなくなるというリスクを取っている。


逆に・・・


十分な情報を持っていて、


全体像が見えていれば、


今取り組むべき一手は自然と決定されていくことになるのだ。


だからこそ・・・


情報収集には手を抜かずに取り組み、


見方を変えて広げるような視点を大切にしたい。