2024/08/09

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】天職発想vs.転職発想



天職発想がなければ転職発想に傾く。


家業・・・


仕事が決められている人じゃなければ、


自分はこの仕事でやっていこうと


覚悟を持つことは難しいもかとも思います。


この仕事でなく、


もっと自分に合う仕事があるかもしれない・・・


と思ってしまうこともあると思うのです。


思い描いていた理想と現実はかけ離れたもので、


最初から100%満足できる仕事は多くはないと思うのです。


最初は5割程度の満足度でも、


働いているうちに、


仕事そのものに対して愛着も湧いてくるので、


自分なりの関わり方も理解できるようになり、


徐々に仕事と自分が馴染んでくると


満足度は上がっていくもの。


満足度というのは結果や達成感は不可欠ですが・・・


でも・・・


初めの5割程度の満足度の時に、


なんとなく馴染まない5割の方に意識が向いてしまうと、


自分に合わないような気になってしまうと思うのです。


仕事はワクワクとがっかりの繰り返しで育まれるもの。


初めのうちは、


天職とか・・・


自分が本当にやりたいことというのは幻想に近いもので、


途中で諦めてしまい


転職を繰り返しても結局は巡り会えません。


出逢ったった仕事に真摯に取り組めば、


その仕事と自分とが馴染み、


どんどん適合していきます。


そうなった状態のことを天職と呼ぶのかと。


天職は出逢うことではなく、


育てるものだと思のです。


この仕事は自分には合わない、


この職場ではチカラが発揮できないと思い、


この仕事は自分には合わないかもしれないけれど、


もう少し努力してみよう、


違うアプローチも試してみよう、


人に助けてもらおう・・・などと、


今ある環境で、


もっと良い方法を探すことは、


変えられないものを受け入れる


心の静けさなのかもしれません。


転職と転職・・・


どちらが正解かは誰も分からない。


ただし


この幼稚園教諭という仕事には


引き抜きなんてないに等しい。


離職、転職を繰り返す人は、


自分が活躍するフィールドを自分で構築できず、


結局は誰かのせいにして、


自分を正統して離れていく。


今年も8月下旬に


東京都私立幼稚園連合会で合同就職説明会がある。


今年も学生さんに向けての講演を任されているが、


リアルなあるある話を含め、


職場は自分を輝かせるためにあるものだということ、


天職発想が原動力になるということを


伝えてみようかと思う。