パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】手遊び歌
「手遊び歌」というものを
ご存知のママも多いと思います。
手や指のほか、
体を使って遊びながら歌う歌のことです。
その名前は知らずとも、
そう聞けば「あれね!!」と
わかるでしょう。
この手遊び歌には、
子どもが成長するために
欠かせない要素が含まれています。
ただのグーも
子どもにはひげやこぶ、
鼻に見えもの。
手遊び歌は手や指での遊びを伴った歌。
これは・・・
子どもたち自身がつくって
歌い継がれてきたわらべ歌の一種だとか。
おなじみの
「通りゃんせ」「かごめかごめ」
「はないちもんめ」なども、
手だけではなくて、
体全体を使うものですが、
そのひとつなのです。
手遊び歌は、
体を使う遊びを伴うわらべ歌の現代版。
そして・・・
だんだんと大人が提供するものも増えてきました。
そのために大人の都合による歌もあります。
有名なところだと『ひげじいさん』。
歌詞の最後は「手はお膝」です。
先生が手は膝に置いて
お話を聞きましょうというときに
子どもたちに歌わせる幼稚園や保育園もあるのです。
そういう点で・・・
わたし自身はあまり好きではありません。
しかし・・・
いい点に注目するならば、
楽しく歌うことが・・・
学びの姿勢につながるからです。
大人にとっては、
手を握ったグーは
ただのグーかもしれません。
でも・・・
子どもたちにとっては、
歌詞に合わせてグーは
おじいさんのひげにもこぶにもなるし、
天狗の鼻にもなる。
(この・・・ひげじいさん。
昭和・平成・令和・・・
世代によって表現が違い
色々なバージョンがあります。笑)
これが子どもの世界の面白いところ。
泥団子をお菓子に見立てるのと同じように、
手を使っていろいろなイメージをするのです。
繰り返しが多いのも
『ひげじいさん』の特徴でしょう。
子どもって、
繰り返しは大好きなことのひとつですから。
大人からすれば・・・
しつこい!と感じるものですが、
子どもたちはそれをすごくよろこぶもの。
子どもにとっての手遊び歌の魅力は、
「変化」と「繰り返し」だと言えるでしょう。