2022/06/23

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】甘やかし&甘えさせ




本日のお給食は「うどん」でした。


園児たちの食べる様子を伺っていると、


ご家庭での様子を垣間見ることができるもの。



お箸が上手に扱える子は


美味しくいただけます。


お箸が苦手な子は


悪戦苦闘の時間になります。


お箸が苦手でもお腹が空いている子は


あらゆる手段で夢中に挑戦しています。


パール幼稚園おいての食育は・・・


食べるということ。


食事の時間の過ごし方、


食事は周囲の人と静かに会話を楽しみながら。


そのような大人になって大切になることを


身につけてほしいと思います。


そして・・・


箸さばき。


日本人ですからね。


これも日々の積み重ね。


なんでもフォークやスプーンじゃ、


日本人としてカッコ悪い。



さて・・・


「甘やかし」と「甘えさせ」と違いは、


何が違うかご存知でしょうか。


「甘やかし」は・・・


大人の都合で子どもに何かを促したり、


言うことを聞かせようとしたりすることだそう。


「きっとできないだろう」と心配し、


子どものやることなすことすべてに手を出す、


過保護や過干渉と


言われるような行動も含まれます。


「甘えさせ」は、


あくまでも子どもが主体となって、


子どものペースが守られている状態で、


どうしてもできない場合に


親が援助してあげること。


親や祖父母にしっかりと


甘えさせてもらった子どもは、


自己肯定感が高まったり、


失敗してもまた頑張ろうと


思えたりする気持ちも高まります。


さらに、人に助けを求めたり、


自分の弱い部分を出すこともできるように思えます。


これらの流れは、


人を信じる力も強くなり、


相手に対する思いやりも深くなるものです。


「甘えさせ」は、


子どもが強く生きていくための力や、


人間関係を構築するうえで大切なことですが、


「甘やかし」と「甘えさせ」との違いを


キチンと認識して接する必要があるのです。