2021/02/05

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】克己心


克己心・・・


「こっきしん」と読みます。


「克」という字には、


「打ち勝つ」「良くする」


などの意味があり、


「己」は自分のこと。


克己心とは・・・


自分に打ち勝つ心のことを言います。


「克己心」を英語で表現すると・・・


「self-control」となるようです。


自分の感情や欲望を


コントロールする心のことを


克己心というのでしょうか。


克己心とは・・・


英語の意味から考えたほうが


理解しやすいかもしれません。


「克」という文字には


「良くする」


という意味合いがありますから、


単に欲望を抑えたり、


我慢するだけでなく、


克己心を持って行動することによって、


何かが良くなることが伴うと思います。


克己心を養うには、


自分の欲望に勝つということですが、


誰でも欲望があるものです。


そして・・・


欲望を失ってはいけないとも思います。


欲がなければ・・・


何も生み出しません。


人は、ああなりたい、


こうなりたいという


欲があったからこそ、


進化してきているわけです。


この欲は大事ということでしょう。


しかし・・・


この欲望と言うものは、


間違えてしまうと困った方向に進みます。


誰かのためにということではなく、


逆に不幸にしていく、


嫌な思いにさせてしまうもの。


ですから・・・


克己心を養うと言うことが大事だと思います。


何かを成し遂げようとすれば、


強い意志が必要です。


意地であっても意味がないのです。


しかし・・・


その意志が強すぎると、


場合によっては、


周りが見えなくなってしまいます。


意地をはっているだけでしょう。


こうなると・・・


誰の意見も聞かなくなり、


自分だけの考えで、


自分勝手に物事を進めたりします。


触らぬ神に祟りなしという具合になり、


人は離れていってしまいます。


自分のよさ・・・


本来の力を発揮できなかったり、


成果に繋がらない場合が大半です。


このような人を多く見てきましたので思います。


日頃から・・・


克己心を養う必要がありますね。


自分の長所を最大限に活かすにも、


克己心を養うということを意識したいもの。


自分を「みる」・・・から


自分を「観る」・・・へ


そして・・・


自分を「視る」ことが


大事な時代になったように思います。