2025/02/19
パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】いいじゃん!!
年長児は調整中で最年少時はつられて挑戦中。
行事前の大好きな光景です。
人が頑張っている姿を目にしたり、
楽しそうな姿を見ていると、
自分もやってみたくなるものです。
最年少児たちも自ら動き出す。
微笑ましい一瞬。
行事は育ちの装置です。
ボクもワタシも!
『育ち愛』が展開されていきます。
江戸時代の広瀬淡窓という人の
「桂林莊雜詠示諸生」という漢詩の一部です。
休道他郷多苦辛
同袍有友自相親
柴扉曉出霜如雪
君汲川流我拾薪
の最後のところ。
「君は川流(せんりう)を汲め
我は薪(たきぎ)を拾はん。」という部分。
広瀬淡窓が豊後日田(大分県)に開いた
私塾???塾生に捧げた、
塾訓みたいなものみたいですが・・・
色々勉学の道も大変だけど、
塾生同士力をあわせて頑張っていこう。
というような詩でして、
「志を立てて学問に来たからには、
他郷にいるのがつらいなどと言うものではない。
一枚の着物を共用するほどの親しい友もいるはずだ。
朝早く柴の戸を開けて外に出ると、
霜が一面に降って雪のようであるが、
男だけの自炊も楽しいではないか。
君は川の水を汲んで来たまえ、
ぼくは山から薪を拾って来よう。」
という意味だそうです。
昔、昔、
あるところに・・・
おじいさんは山へ芝刈りに・・・
おばあさんは川へ洗濯に・・・
役割を担う言い回しと同じように捉えることもできるのですが、
UTABUTAIはごっこ遊びの延長。
振り付けだって楽しくなり、
アレンジしてもいいのです。
唄声だって時にはノリノリになり、
ちょっと自分流に音程を外すことだってある。
決まりはあるけれど自由に表現する。
大切にしたいことです。
当日・・・
園児たちがノってきたなぁーと感いたら、
会場からの手拍子つけて、
ガンガンと調子のノらせてみてください。
きっと楽しい時間になるはず。
我が子の学年だけでなく、
舞台上のすべての子どもたちを称えるように、
手拍子ついでにドォ〜ンと立ち上がって、
盛大な拍手で、
まずます調子にノらせてあげてください。
きっと・・・
この上ない笑顔を見せてくれますから。
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