2024/01/18

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】ひとところ


大田区私立幼稚園連合会の

教職員永年勤続表彰式


本園からは・・・


日○○誉先生が5年表彰。


高○○帆先生が10年表彰。


塩○○江先生が20年表彰。


嬉しい限りです。


「感謝は恩義という


先にあるものが分かってこそ、


感謝を知ることができと考えます。」


ひとところで永くお勤めいただけることは、


とてもありがたい。


以下・・・


会長としての挨拶でお話ししたこと。


初春のお慶び申し上げます。
日頃は、大田区の子どもたちのために
ご尽力を賜りありがとうございます。
大田区私立幼稚園連合会を代表いたしまして、
お礼申し上げます。
先生方は自らの姿で、
子どもたちの未来を示す立場でございます。
本年も、どうぞよろしくお願いします。

2024年、
年明け早々に心が痛む出来事が続きました。
能登半島の震災からは
常に備えておくこと、
羽田空港の出来事からは、
日常の業務、手順を怠らないこと、
子どもの命を預かる幼稚園の先生方にとっても、
深い学びとなり、
考えさせられることとなったのではないでしょうか。

さて、
私立幼稚園を取り巻く環境が激変しています。
ひとつは
異次元の少子化対策から始まる新しい制度への対応、
少子化ということは・・・
これは何十年も前からわかっていたことです。
少子化ということは、
すなわち幼児人口の減少。
コロナの影響もあり、
その波は10年ほど
早まってしまったこととも考えておりますが、
時代はすでに少子化でなく
少子の時代に突入しています。
そして時代と共に私立幼稚園に求められることも
完全に変わりました。
私立幼稚園を存続させるには、
ここにいらっしゃる先生方、
一人一人の日常の姿勢、
教育の実践にかかっています。
ですが、
激動の時代の中でも、
子どもたちは、
何も変わらず、
日々、成長し続けています。
このような時代だからこそ、
より情熱を持って幼児教育の実践に
励んでいただいて欲しいと願います。

本日は67名の先生方、
50年、30年、20年、10年、5年と、
永に渡り、
子どもたちのために、
ひとつの幼稚園に勤務され、
幼児教育の実践に励まれてきたこと、
これを讃えるととともに、
お慶び申し上げます。

ひとえに45年、30年、20年、10年と、
ひとところで働き続けるということは、
様々なドラマが存在していることでしょう。
辛かったことも乗り越え、
それらが喜びとして財産に変わっていることとだと思います。
とても素晴らしいことだと思います。
表彰される先生方は、
昨今・・・
すぐに離職をしていく方々や
職場を転々と変えていく方々には、
味わうことができない大きな喜びを
たくさんお持ちになっていることではないでしょうか。

「人は人との関わりの中でしか
成長することができないもの」
だと考えています。

先生方が園児と関わるから、
園児は園生活を通して成長することができます。

教育とは人が人に人を教えることです。

「人を教える」とは・・・
自らが生きてきた知識や経験を生かし、
幸せな歩み方を教えることです。
人を教える役割がある先生方は、
自分自身も幸せになる生き方を学び、
実践して幸せになる必要があります。

今日、ここで表彰される先生方は、
幼稚園の先生になるという夢が叶い、
自らの姿で、
それを子どもたちに伝え、
人生の素晴らしさ、
豊かさを示してきていることでしょう。

これからも輝き続けてください。

そして輝く大人の姿を・・・
子どもたちに未来を示してください。
これからも人に必要とされること、
豊かな幼稚園教諭としての人生を築いてください。

永年勤続、おめでとうございます。

大田区私立幼稚園連合会会長の祝辞といたします。