2020/05/15

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】大事なこと・・・



コロナ後の世界にはコロナ前の世界はない・・・

ココ、本当に大事なことなのです。

園児たちから、

クラス担任宛てや、

私にまでも

お手紙を頂戴します。

保護者の方々のご配慮とお心遣い、

心の距離の近さを感じ

とても嬉しく思います。

コロナ後の世界は、

心の距離の近さが大事になると考えています。

ソーシャルディスタンスという言葉が

チラホラ聞こえるようになりました。

これも、

コロナが連れてきた現象ではないかとも思っています。

これから・・・

コロナに心を支配された人々は、

何とも生き辛い世界になるのではないかと思っています。

今、現在・・・

超高速で時代や価値観が二分割されていくように感じています。

そのような現象から・・・

日本人の垣根の文化について考えてみました。

『美しく心地よい新たな垣根を造る時代』

になるのかも知れません。

昭和から平成にかけて、

オープンにグローバルに生きることが優先され

古い垣根が取り除かれてきました。

人間は、

人の間と書きます。

日本人は、

特に人とのスペースを

無意識に感じとり、

心地よく美しい距離というのをとって

生きてきたようにも思えます。

垣根をこえて、

相手の領域に入る時必ず、

頭を下げて、

お辞儀をして敬意と感謝を払って、

入っていきました。

門の前でお辞儀をして、

玄関で、お辞儀をして、

なるべく邪鬼を入れないように

お邪魔しますと言って、

丁寧な心で、

相手の領域に入くものです。

そして・・・

土足ではなく脱いだ靴を揃えて、

心を整える

部屋の敷居をまたぐ時もお辞儀をして入る。

そのような習慣を持った国民なのです。

だから・・・

お辞儀をして、

挨拶をする。

それこそが、

日本人のソーシャルディスタンス。

無闇に相手の領域に入ってはいけない。

礼儀を払う。

無闇に入ると邪鬼を入れてしまう。

相手にも自分にも邪鬼が入りこまないよう無闇な行動は慎み。

清らかな心で、

相手を慈しむ。

お互いにお辞儀ができる

間を空けて、互いを尊重しあう。

日本人のソーシャルディスタンスでしょう。

本来、家には・・・

美しく心地よい垣根があり

丁寧に手入れかされていたものです。

そんなことを意識してみると、

人と人との垣根を越えることも大事ですが、

心地よく美しい新たな垣根を築いていき

丁寧に手入れをする習慣も

大切なこととあらためて思いました。

さて、この垣根は従来、

高いものではなく外から内を覗き見ることができるもので、

故意に覗き見るようにしなかったように感じますが、

緊急事態宣言とともに、

垣根が現代的ない高い壁となり、

人との繋がりに変化をもたらしている気がしてなりません。

人との距離は1.8メートル以上の適正な距離間隔、

表情の見えないマスク、

フェイスガードに防護壁、

テレワークと言った風潮になり、

この違和感のある垣根というものが、

私の中では邪魔になっています。

あってはならない垣根であり・・・

コロナ後に・・・

より良い幼稚園を目指すために必要な

心の距離・・・

マインドディスタンスを

狂わす原因になるものだと思っています。

コロナ後の世界からすれば、

コロナ前は幻想に過ぎないかも知れません。

『美しく心地よい垣根』

どのようにし手をつけるべきかと。

大事なことだと考えています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

本日の『動画deパール幼稚園』は・・・

いよいよ・・・

この先生の番が回ってきました。

年中クラスのルーキー小◯◯花先生です。

4学年の絵本の読み聞かせデス。

どうぞ!!