2012/08/29

【パール幼稚園ファンが生まれる幼稚園】石の上にも・・・



昨日は東京都の連合会が主催する『幼稚園フェア』と題する

就職説明会が行われました。

今年で4回目となる『幼稚園フェア』ですが。。。

1回目から引き続き担当責任者をさせていただいております。

そろそろ「やり方」を変えなきゃならん。

と思っていたのが昨年。

もう「やり方を」変えなきゃ。

と思っているのが今年。

様々な園長先生方の考えが交差します。

うぅ~。

コトが進まない。

ですが。。。。。

学生さんを見ていて感じることがございます。

質問事項ひとつとってもマイナスな考え方なのです。

世代なのでしょうか。。。。。

ニートが3万人といわれています。

求職中・・・・・?

進学希望者が5万人という数字。

様々な理由もあるのでしょうが。

就職を希望していてしていない人たちは

「自分の行きたいところから内定がもらえずとりあえず見送った」

「自分の選んで行った会社が思うようなところではなく早々とやめた」

のどちらかなのだというのです。

電鉄会社の駅前型保育所の1000人規模の大量採用などがあり。

私立幼稚園を取り巻く人材確保の問題も深刻です。

しかも駅前型保育所の平均勤続期間は3か月だというのです。

古来から「石の上にも3年」と言われます。

まずは黙ってやってみろ!と言いたいのです。

文化に馴染むコト。

文化を知るコト。

そして文化を創る側になるコト。

例えば3年間で1万時間ぐらい濃密に取り組んでみると、

ようやく一人前になれるのではないでしょうか。

ある人材派遣会社のチラシにこう書いてありました。

「絶対に新卒採用をしたほうがいい。」

「いくつもの職歴があるような人は結婚にも障害が生じる」

「3年未満に転職を繰り返す猛者の方にはご注意を!!」

と・・・・・。

人材派遣会社に新卒者採用を頼らなければならない時代なのだろうか?

いいかえれば・・・。

人材派遣会社に登録しないと自分で職場も探せない世代なのか?

石の上にも3年」という気持ちで、

一つの仕事に真剣に1万時間に取り組むという環境を

自分で創ることが求められる時代なのだと感じています。

『自ら活躍できる空間を創造すること』

これが2012年度の教職員のテーマです。

さぁ!

もうじき二学期がはじまります。

このテーマをいかに活かすことができるのか?

先生方に想いを募らせる毎日です。