パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】どうなのよっ
大田区の教育ビジョンの策定会議。
令和6年度より実施する
「おおた教育ビジョン」の最終会議。
この素案をつくるにも
行政の方々の苦労がうかがえる。
理論的にはいいものだと思う。
教育長、大学教授を座長におき、
私立幼稚園、保育所、
公立小学校長会、公立中学校長会、
それぞれのPTA代表や
一般公募の委員で構成される。
この会議・・・
正直、私立幼稚園も保育所も
いてもいなくてもいいと思うのだが、
大田区の幼児教育を担うので参加のお呼びはかかる。
でも・・・
このような会で発言はキチンと残しておかないと、
様々な場面で影響してくるものだと、
制度の改定や「子ども子育て会議」
にも影響するものだと、
大田区私立幼稚園連合会の
会長職に就いて痛感していること。
今日の私の発言。
与えられた時間は5分。
「私立幼稚園の教育経営を通じて思うこと。
どんなに立派な理想を掲げても、
それを実践する先生方が理解しなければ意味がない。
同時に教員育成には取り組むべき。
学校という場はいい先生が必要。」
この発言はタブーなのか?
空気が凍りついたようにも思えた。
「令和6年から令和10年までの
5年間のビジョンとなっているが、
幼児教育を担う立場において
少子化ではなく少子の時代に突入したと考える。
近年、私たち私立幼稚園に対する制度が
著しく変化しているが、
この5年間の間にも、
大きく変わる制度もあることであろう。
同時に園児数の激減により
閉園する園も数園あると予想している。
5年間のビジョンではなく、
その都度、是正できるビジョンであってほしい。」
これも大学教授、校長会の先生方は反応なし。
教育長と一般公募の委員の方は賛成してくれた。
意見を述べなくても、
どうなのよっ・・・とも思うが、
意見を述べても、
どうなのよっ・・・
と思われているに違いない。
いい教育を実践するには、
手間も時間も費用もかかるということには、
道がいない。