2022/08/31

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】片腕か・・・


幼稚園は休園といたしまして、


夏期の教員研修を実施しました。


この園児がいない間を利用して・・・


色々と工事が進みます。


さて・・・


5年に一度くらいで、


主役が変わるのが私立幼稚園。


ですから・・・


パール幼稚園園長野村良司の


園改革第5期に突入しています。


コロナ禍においてセミナーなどもなくなり、


人前で話す機会も減ったせいか・・・


話すのが下手になったように感じます。


まぁ・・・


入園説明会に向けての


ウォームアップにはなったような??


園長先生が望む片腕・・・


ボクは・・・欲張りですし、


いい加減なところは・・・とてもいい加減。


ひとくちに片腕と言っても、


期待される役割や能力、


性質でタイプが分かれるものです。


優秀な片腕・・・


そうした漠然としたイメージが


先行することが多いと思いますが、


片腕から・・・


どのようなサポートを受けたいかは、


それぞれの園長先生自身によって異なりますから、


勿論、人としての相性も大事ですし、


役割、機能としての相性がはまらないと


良い人財が園内にいても


期待通りに活躍できないこともあります。


大体・・・


私にしてみれば、


片腕の存在は大きく分けると3つのタイプ。


補佐型の片腕


経営的視点で言えば、


戦略も戦術も立てられる園長先生にとっての困りごとは、


策はできているんだけど、


実行する段階で、


自分が一から十まで指揮を取っていたら、


他のことができないということです。


アイデアをキチンと事業計画、


経営計画にまで落とし込める


ロジカルな園長先生も多いかと思いますが、


何かと多忙ですし、


いつも考えていないといけない役。


やらないといけないことをたくさん抱えていますから、


多分、


皆さんが思っている以上にエネルギーを使っています。


園長先生もスーパーマンではありませんから、


全てを独りで行うには、


物理的にも時間的にも精神的にも難しいです。


こんなボクにとって心強い存在は、


描いた戦略を一緒に汗をかいて実行してくれる補佐型の片腕。


楽といえば楽ですし、


物事も進みます。


そして余力も生まれます。


皆さんも・・・


そんな人材がいたらいいのにと思うでしょう。


そんな園長先生にとっては


参謀型の片腕は不要かもしれません。


構想を練り、


実務レベルで


何をどうしたら良いかまで分かっているので、


自分の考えたことに意見やアイデアなど求めていない、


ただ実行してくれさえすればいい・・・


という気持ちが強いかもしれません。


もちろん、


園内での議論で


いろんな意見を言って欲しいというポーズはとっても、


多分こうした園長先生は、


どんな意見が上がってきても


あまり関心を持たずに自分の考えを押し通します。


秘書型の片腕


補佐型と少し立ち位置や機能が異なるのが秘書型。


同じく経営戦略や実行レベルまで


計画を立てられる園長先生の下で価値が高いタイプです。


なにかアクションを起こす際には、


事前準備や園内外の調整や段取りをつける必要があります。


園長先生の頭の中には、


なにをどんな順番で進めていくかという


ロードマップがありますが、


それをいざ実行していくのはやはり手間と時間がかかります。


スケジュール確定や


何かとアポを取ったりとやることがたくさんあります。


いつも3歩くらい先を読んで、


段取りをつけてくれる存在がいると


園長先生は他の場だけエネルギーを使えばいいので、


本当に楽です。


自分の考えや計画を理解したうえで、


てきぱきと段取りをつけてくれる。


それでいて自分の逆鱗には決して触れずに


仕事を円滑にしてくれるのですから


園長先生としたら願ってもない片腕です。


参謀型の片腕


園長先生がアイデアマンで、


意欲が強いものの、具


体化するのが苦手という場合に参謀型は心強い存在になります。


自分のイメージを理解して、


具体的に計画、


実行まで策定してくれるとありがたいからです。


逆に、補佐型や秘書型は


必ずしも具体化という工程が得意とは限りませんから、


具体化が苦手な園長先生の元にいると


園長先生のご機嫌取りの


単なるイエスマンとして


自己保身ばかり考える人材を集めることになりがちです。


ただ、参謀型にも注意しておきたい点があります。


参謀型は園長先生以上に能力が高い面が多々ありますから、


内心では園長先生を軽んじる傾向が強いかもしれません。笑


園長先生は園の顔ですから、


内外における成果や実績作りの主役になります。


参謀型にとってはそれが面白くないと感じたり、


自分が現実的には経営者としての仕事をしているという


自負が強くなる場合があります。


そうなるとね・・・


関係性に亀裂が生じることもあります。


先生方に研修時にも話したことですが・・・


先生方同士が仲が良い、

保護者の方々と先生方が仲が良い、

園長先生と先生方が仲が良い、


仲良くしている園が一番。


先生方同士が仲が悪い、

ギスギスしている

保護者の方々と先生が仲が悪い、

なんか半目している

園長先生と先生方が仲が悪い、

なんだか園長先生が職員室に入ってきても

そっぽを向いている


こんな園にはするなよっ!!


「心地好い」空間をつくることを心がける


2022後半戦にしてほしいものです。