パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】いい子??②
幼少期に親の前で「いい子」でい続けると、
次のような言動が目立つようになるようです。
親の目の届かない場所で
溜まったストレスを発散させるようになる
お友だちを意地悪をしてしまったり、
先生の言うことを聞かずに困らせたりと、
問題行動が表面化することもある
トラブルの回避方法が
わからないまま成長するので、
コミュニケーション能力が
低下してしまうのです。
自分の感情に鈍感になり、
喜怒哀楽をはっきりと表現できずに、
相手の期待に沿った反応しかできない
さらに「いい子症候群」のまま大人になると、
これまでの経験上、
「親に喜ばれるメニュー」を
選択しているので、
その思考パターンが染みついていることが
様々な判断で影響していくのです。
社会に出れば、
少しの間違いを指摘されただけで、
自分が否定されたと思い込み、
「悪いのは自分じゃない、相手が悪いんだ」と
思ってしまうことも・・・
自分の間違いを棚に上げ、
人のせいにし、
思いもよらぬ行動に移り、
誰かが助けてくれる、
誰かか庇ってくれるという
悪循環な思考に陥り、
間違った人生を
選択していくことになる。
相談する相手を間違える傾向もあるでしょう。
否定されると存在価値が揺らぐ傾向があるので、
責任の所在が常に自分ではなく、
ズレてしまうのです。
社会では・・・
全て自分の責任ということを
言葉では理解していても、
ズレた選択や行動を
とるようになっていくのでしょう。
「いい子症候群」を引き起こす
最大の要因とは・・・
子どもを「いい子症候群」に
してしまう要因として、
親が子育てで自分の欲求を
満たそうとしていることが挙げられます。
子どもへの期待が強すぎて、
親が子どもに依存しているのです。
親と子どもは違う人間であり、
子どもはひとりの個人であるのです。
そのことを忘れてしまうと、
親は一方的に自分の理想を押しつけて、
子どもはその期待に応えようと
無理をしてしまいます。
叱り方や認め方、
所謂・・・
親としての導き方の
スキルが必要となるようです。
これにズレが生じていると、
子どもは親の期待に応えられない
自分を責めるようになるでしょう。
できないことを残念がって
失望した表情を見せたり、
小さな成長を・・・
できて当たり前だと
褒めなかったりしているケースがあるようです。
子どもが関心のあることに興味が持てず、
子どもの気持ちを無視した行動をとるケースもある。
小さな子どもにとって、
親は絶対的な存在です。
叱るべきところは叱り、
認めるべきところを間違わずに認める。
本当の気持ちを伝えられる親子関係でなければ、
子どもは、
いずれ親に対して心を閉ざしてしまうでしょう。
子どもが「いい子症候群」になってしまうのは、
性格の問題ではありません。
親子の関係性こそが最大の要因です。
だからこそ・・・
お互いの人格を尊重して、
本音を認め合える関係を築く必要があると思います。