2022/04/18

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】斜めの関係



近年、主体性のあることが求められています。


昔のいい子と今のいい子の概念が変わっているのです。


子どもの主体性を育てるためには、


どうすればいいの?ということになりますが・・・


主体性を育てるためには


失敗してもいいから取り組むことが大切だと考えます。


まずは取り組みそのものを褒め、


子どもと一緒になって、


うまくいくためにはどうしたらいいと思う?と


解決策を考えることだと思うのです。


そして欠けていることは


選択肢を与えることではないかとも。


所謂、自分で決める力でしょう。


自分の意見を言えるようにすることは、


自ら考えて行動することにつながるために


主体性を育てるのに不可欠です。


とはいえ・・・


はじめはなかなか難しいので、


まずは選択肢を与え、


子ども自身に「どっちがいい?」と


決めさせることから始めましょう。


食事のメニューや、


その日に着る洋服などの簡単な選択を積み重ねていくことで、


子どもはやがて自分の意見を言うことに慣れ、


自分で考えて決断し、


行動することができるようになっていくもの。


そして斜めの人間関係は重要。


これは年上の友達とのかかわりを持たせるということです。


核家族化や地域社会の希薄化が進み、


近所のお兄ちゃんや親戚のお姉ちゃんのような、


上下の関係ではなく斜めの関係とかかわる機会が


減ってきているのです。


この斜めの関係というものがとても必要。


誰かに対し、


自分もあんなふうになりたいと憧れる経験は、


主体性を育てることにつながること。


あのようになりたいと強く思った瞬間にスイッチが入り、


主体的に歩み始めるものなのです。


子どもは年上のお友だちに対し、


そうした感情を抱きやすいもの。


斜めの関係が不足している今だからこそ、


年上の友だちや親戚とのかかわりを


積極的に持たせるように心がけ、


子どもにとって憧れの存在と出会える場を


作ってあげることが大切。


学校でも職場でも・・・


求められることは主体性なのです。