2024/08/02

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】親子の「与える」「もらう」




前回のブログの「与える」と「もらう」の概念は、


親子の間でも成り立つ構造だと考えています。


例えば・・・


駄々をこねられるのが面倒で、


わかった!わかったから!と、


お菓子などを我が子に買ってしまうこともあるでしょう。


誰にでも子育ての中であることだと思うのです。


でも、これ、本来は有益性を発揮した結果、


つまり「与える」ことがあって、


はじめてお菓子がもらえるのに、


子どもが何ら有益性を発揮していないにも関わらず、


お菓子を与えているという行為、


これでは有益性のバランスが崩れてしまいます。


そのバランスが崩れたまま、


同じように子育てを続けていたらどうなっていくのでしょう。


人間関係の成り立ちについて考えさせていくことも子育て。


有益性の関係を通してみる人間関係というものは、


非常にシンプルであり複雑です。


でも、


日常生活の中で自分の感情や認識によって、


その関係性を歪めてしまうことがあります。


だから、


その構造や原理原則を理解し、


それをこれから社会に出ていく子どもたちに、


子育てを通じて伝えていくことって、


大切なことであるでしょう。