パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】ダメよ???
3月生まれのお誕生日会。
最年少の3月生まれの園児は、
いうまでもなく園内で
一番に月齢の低い子になります。
ですから・・・
一年の成長を驚くほどに感じることができるのです。
目もほころび、嬉しい限りです。
さて、さて、
子どもって広い場所に行くと走り出します。
まぁーるいモノを手にすると投げるのです。
そして・・・
ダメよ・・・ということはやりたがる。
子どもの鉄板の法則です。
「危ないからダメ!」
「汚れちゃうからダメ!」
「〇〇しちゃダメ!」
子どもが小さいうちは
1日に何度も「ダメ!」と言ってしまうもの。
我ながら口うるさいのでは?
と思われるママも多いと思うのです。
まわりに迷惑をかけてはバツ悪い、
我が子が危険な目にあってほしくないという思いから、
つい、つい・・・
ダメと連発してしまう。
「ダメダメ」と言い続ける子育てもあります。
ママが我が子の危険や失敗を察知して、
行動する前にダメ!と制止する場面はよく目にします。
日常的に「〇〇しちゃダメ」と言っていることでしょう。
キチンとしつけなければというプレッシャーがある日本です。
子どもの行動をコントロールする場面が多くなるもの。
まわりに迷惑をかけない人になってほしい、
悪目立ちしない人になってほしい、
親のしつけが行き届いていると思われたいなど。
このような願望を秘めるのは親心。
昔の親なんて、今の親に比べれば、
子どものことなど放っておいた方だと思うのです。
昔は小学校に入る前でも、
近所の子どもたちと
自転車に乗って一緒に外で遊び回ったり、
ご近所の大人の目がたくさんあったりと、
親がべったりと
子どもの面倒を見なくてもいい空気感がありました。
今は寄り添い型の子育てが主流であり、
子どもがちゃんと育つかどうかといことは、
親の姿勢しだいと言われているようなものですから、
結果として・・・
子どもに、
これはダメ・・・
あれはダメ・・・
と言いたくなるのでしょう。
そんなダメ、ダメ言っていたら、
自分で物事を決められなくなるとも思うのです。
親の顔色ばかりを気にして育っていきますから、
親の指示がないと動けない子になったりもすることでしょう。
何でもかんでも許可を求める子になるのです。
本来なら許可をとらなくてもいいようなことも
許可を求めることが定着してしまうなど、
成長に悪影響を及ぼす可能性もあると思いますよ。
どうします?
息子が10代後半にもなって、
家にいるのにイチイチ
「ねぇ?ママ!〇〇していい?」なんて聞いてきたら?