パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】自分で決める・・・
将来、勇気を振り絞って、
一歩、進まなければならないことは必ず訪れます。
その時に、一歩、踏み出せるのか?
その時に、正しい判断ができるのか?
幼児期からの経験、成長過程、
所謂、育ちが大きく影響することでしょう。
どのようにすれば、
子どもに自己決定力はつくのでしょう。
大切なこととして、
なるべく小さい頃から自分で選ぶこと、
自分で決めるという
経験をさせることしかないように思えます。
幼児教室だの体操教室、
サッカーや野球、
スイミングなどなど・・・
先取りしてなにかを伝えることが
当然になってしまっていますが、
これは・・・
その子がなにを必要としているかではなく、
こうしたことがあとで
役に立つのではないかといったこと。
でも・・・
その子の個性や、
興味関心に合っていない可能性もあるでしょう。
海外が優れているというわけではないですが、
欧米などでは幼い子どもに対しても、
食事をする際には、
「どれくらい食べたい?」というように、
基本的に「自分がどうしたいのか?」
ということを確認し、
決断させることを目にすることが多くあります。
¥日本には日本の良さもあるのですが・・・
もう少し自分で決めるという習慣を
取り入れるのもいいのではないかと思うのです。
子どもが着る服を選ぶにも、
着せ替え人形のように
親が服を決めてしまうのではなく、
服を着る前に
どの服を着ようか?
というように、
子どもに選ばせてもよいのかもしれません。
子どもの興味関心は十人十色です。
服を自分で選ぶことに、
興味を示さない子どももいるでしょう。
ですが・・・
自分で決めること大切と考え、
どうして自分で選ばない??と
責めてしまっては本末転倒ということです。
その子にとって・・・
服には興味がないの。
服は自分で選ばないということも
自分で決めるということなのです。
その子が本当に興味を持っていることを
自分で決断させればいいのです。