2024/05/20

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】子どもの認識


大人と子どもには認識の違いがあります。


例えば・・・


一緒に遊んだ!!


子どもが自分で友だちと遊んでいると思う感覚と、


大人が見て子どもが友だちと遊んでいると思う感覚は


まったく違うということです。


アフタークラスで、


よく見かけるシーンでは、


カプラという積み木。


2人の子どもが


それぞれ別々に遊んでいたとします。


一緒になにかをつくっているわけでもないし、


「僕はお城をつくろう」


「僕はビルをつくる」


というように、


声をかけ合いながら遊んでいるわけでもない。


この状況を大人が見ると、


子どもが一緒に遊んでいるとは思いません。


でも・・・


その子は家に帰ってきたときに、


「今日はなにをして遊んだの?」と聞くと、


「○○君と一緒に積み木で遊んだ」と言います。


大人は、


直接的な関わりがないと


一緒に遊んでいると認識しませんが、


子どもはその場にいる別の子の姿を見ながら遊ぶだけでも、


一緒に遊んでいると認識するのです。


つまり・・・


大人の勝手な基準を


子どもに対して押しつけているだけのことなのです。


このことを前提として知っておかないと、


ウチの子は友だちと上手に遊べないという


間違ったレッテルを貼ることになってしまいます。


もっと友だちと遊んだら?


ウチの友だちと遊べてないんじゃないの?


なとと、


子どもに言ってしまえば、


僕は友だちとちゃんと遊べない??・・・と、


子どもをマイナス思考に


陥らせてしまうことにもなるのです。


子どもは安心感があれば、


どこでも、


なんでも遊べます。