2022/04/20

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】アタッチメント・・・



寒暖差が激しいですね。


お風邪など召しませぬように。


さて・・・


アタッチメントってご存知でしょうか。


それは、


子どもが特定の人に示す愛着感情のことです。


簡単にいえば、


特定の人との精神的な絆のこと。



幼子にとっての最初の特定の人とは、


もっとも身近に接して世話をしてくれるということで


母親というケースが多いと思います。


このアタッチメントこそが、


子育てのすべてを支える土台だと思うのです。


子どもは親とのアタッチメントを通じて、


人との接し方も学んでいるのです。


親から・・・


「こういうふうにまわりの人とかかわっていけばいいんだな」という


大枠を学ぶのです。


つまり・・・


アタッチメントとは、


その子の将来の人間関係の広げ方にも


大きくかかわるものなのです。


このアタッチメントの育み方次第で、


気質的には引っ込み思案で


幼稚園や集団では、


不安を感じるような子どもであっても、


しっかり元気に登園できるようにもなります。


もちろんその育み方とは、


王子さまやお姫さまのように


甘やかすことではありません。


その育み方とは、


親があれこれ手を出すのではなく、


子どもが甘えたがっているときに


その気持ちをしっかり受け止めること。


幼稚園や集団に、


子どもをお迎えに行くと、


子どもが「抱っこして」といったり手をつないできたりと、


子どもに甘え行動が出ますよね。


そのときにしっかり甘えさせてあげるのです。


もちろん・・・

子どもが望むのなら自宅に帰ってからも


膝の上に子どもを乗せて絵本を読んであげたり、


子どもの甘え行動を受け止めることのひとつです。


アタッチメントなんて


学者様のようにカッコよく言いましたが、


甘えさせ方が導き方になるということです。


さて・・・


藤城清治シリーズのホンモノの版画です。


やっぱり幼子だからこそ、


ホンモノに触れさせたいものです。


しばらくは玄関に展示していますので、


見てみてくださいね。