パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】消費か投資か・・・
ショックな求人広告です。
ショックというか・・・
目にして吹き出してしまったし、
終わったな・・・
と思ってしまいました。
この広告につられていく人は、
先生という職業に誇りを持っているのだろうか。
このサイトに求人広告を出す園は、
どのような園なのであろうか。
我が子を通うわす保護者の方々は、
我が子の先生が、
このような求人につられてきたとしたならば、
安心して我が子を預けることができるのだろうか。
この人件費で収支が合う園は
かなり無理が生じると思うけれど・・・
保育所という公定価格の制度の中で
保護者の方々からの納付金を
徴収できるわけでもない。
教材をケチるのか?
何を節約すればいいのか?
色々と想像が膨らんでしまうもの。
月収30万とか37万・・・
大規模保育所の施設長クラスの賃金だろうけれど、
これにつられる1〜10年のリタイヤ組の
保育士もいるのだろう。
世の中・・・
そんなに甘くない。
仕事とは・・・
時間を消費するものではないと思う。
先生という仕事は
時間を消費するものではないと考える。
でも・・・
時間というものは確実に過ぎていくもの。
その時間をどう使おうが、
時間は進んでいくもの。
時々・・・
私はこんなに長時間仕事をしていると
自慢げに言う人がいます。
こんなに長時間働いているのだから、
〇〇は無理だ、
出来ないと言う人もいます。
この〇〇に入る言葉はいろいろありますが、
結局、
長時間働いていることを理由に、
〇〇について正当化している事が多いです。
時間を使っていれば、
仕事をしていると思うのは、
どうなのであろうか。
一般的には、
雇用されている人であれば、
正規雇用であれ、
非正規雇用であれ、
極論を言えば、
その時間会社にいれば、
決められた報酬はもらえると思います。
でも・・・
実際には、
仕事をしていると認められるのは、
その成果に対してです。
求められている役割を果たしている、
成果を出しているからこそ、
仕事をしていると認められ、
それに見合う報酬も、
もらえているのだと思います。
ある一定の期間で見てみると、
いわゆる仕事が出来る人、
成果を出している人とそうでない人の違いは、
時間に対する意識と考え方の違いが大きいものです。
成果を出していく人は、
時間に対して、
自分自身が投資しているという意識があるように思えます。
投資していると思えば、
その時間に対して、
より有効に活用しようと考えます。
日々の仕事に対する意識が、
全く違ってくるものです。
ゆるく働きたい。
のんびり働きたい。
これは・・・
そこまでの意識はなく、
ただ消費しているだけのように行動しています。
だからこそ、
その差が積み重なっていき、
一定期間で見ると、
結果や成果の違いとなって、
あきらかになってくるのだと思います。
このような保育士の方々は
何のために仕事をしているのでしょう?
その先に何を求めているのでしょうか。
求めているものが高ければ高いほど、
はじめのうちは、
そのことに対して、
時間を長く費やすことは必要だと思います。
よく言うように、
圧倒的な時間を費やすことは必要だと思います。
ただし・・・
勘違いしてはいけないのは、
長い時間を使えば、
求めている成果が出るというわけではないということです。
ただ消費しているだけなら、
いくら時間を費やしても、
あまり成果は変わらないはずです。
だからこのような求人を打ち出す園は、
成果を求めることができないから、
消費するだけでいい。
頭数を揃えればいい。
そのような考えもとで
打ち出されているのかも知れません。
これが多くの保育所や、
もしかしたら私立幼稚園の現状なのかも知れません。
先生という職業に就く方々へ提言したい。
できることならば、
ただ消費するのではなく、
投資していると言う意識を持って、
目の前の仕事に取り組んだほうが、
働きがいが見つかり、
やりがいも芽生えてくるものなのです。
どういう意識でも、
時間は同じように流れていきます。
少し考え方を変えるだけで、
時間に対しての感覚も変わってくるものです。
この消費と投資という意識はもの凄く大事です。
「桃栗三年柿八年」
「梅は酸い酸い十三年」
「柚子は大馬鹿十八年」
「梨の馬鹿目が十八年」
次は・・・
テキトーに働きたい保育士募集という
求人広告になるのか?
組織は人に投資しているものなのですが、
そんなことを言っていられない現実もあるのでしょう。
これでいいのか?と疑問を投げかけることも
時代錯誤なのかも知れない。
ちなみにこの広告は全て同じ紹介派遣業者のものですが・・・
情報が矛盾してますね。