パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】先回りと親心
BaBy Pearl Nursery のモニュメント
季節ごとに恒例となっていて、
すべて鈴○○子先生の手作りデス。
先回りするよりも・・・
昨日の続きでもありますが、
何でも先回りして
子供にあれやこれやと
やってあげることは、
決していい未来を与えないことでしょう。
では・・・
先回りする代わりにどうするべきなのか?
『子どもに何かを選ばせるとき』
例えば、
お店などで、
子ども自身に洋服やおもちゃを
選ばせようとしているときこそ、
じつは非常に先回りしやすいもの
なかなか決められない様子を見かねて・・・
「これがいいんじゃないの?」などと
いってしまったこともあるでしょう。
あるいは子供の選択に対して、
「こっちがいいんじゃないの?」
「こっちのほうが絶対にいいと思う」などと、
ついつい・・・
口出ししてしまったことはないでしょうか。
これは
「子どもの決断力や自立心が育たない」
ということにつながっていくようです。
どんなに時間がかかっても、
子どもの決断をじっと待つことが大切なのでしょう。
とはいってもね・・・
というところが親心でしょう。笑
子どもが洋服やおもちゃ選びに失敗したとしても、
それがいい教訓となり、
次回は子どもなりにリスクをシュミレーションし、
自分で判断していくようになるはず?
子どもが自分で選ぶ経験を、
しっかりと与えてあげましょう。
というのが理論的セオリー。
『子どもに・・・どんな感じかを聞くとき』
「寒いでしょ? もう一枚着なさい」
「お腹空いたでしょ? これ食べなさい」
といったり、
また、
プレゼントをもらったら?
「うれしいでしょ? すごく欲しかったんだよね」
といったことはありますか?
実は・・・
子供に「どんな感じ」か聞いておきながら、
結局は親が先回りして、
感情や感覚を
言語化してしまう状況を表しています。
こうした先回りは
感じたことや欲求の体験
いわゆる感覚を奪ってしまうため、
身体感覚や、感情、好みまで
希薄化させてしまうのだいう。
ということがセオリー。
子供を不快感や危険から守り、
社会のルールに従うよう導くことは必要ですが、
大切なことは、
子供の欲求や感情、意思、願望などを尊重しつつ、
守り導くことがベスト。
自分自身で、
感覚や感情を言葉にするまで、
「〇〇でしょ?」などと先回りせず、
根気強く待ってあげることがセオリー。笑
『子どもが遊んでいるとき』
子どもが目の前で遊んでいるときも、
親が先回りしやすいシチュエーション。
もちろん・・・
倒れ落ちそうなものなど、
明らかに危険な因子は取り除いたり、
子どもを安全なほうに導いたりすることは
必要かもしれません。
例えば・・・
何かをつくって遊んでいるとき、
「こっちから組み立てると早くできる」
「この道具を使うと上手にできる」などと、
親が先回りして物事の因果関係を考え、
子どもを手助けするのは避けるべきです。
その理由は、
子どもがあまり失敗を経験できなくなり、
自分の頭で考えなくなってしまうというのがセオリー。笑
先回りは親心との格闘ですね。