2021/12/28
パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】 大事な感情
子どもの成長には「悔しさ」って、
欠かせないことだと思っています。
「悔しい」という負の感情が
大きな原動力になるのです。
周囲の大人が子どもの「負の感情」を
悪いものだと考えないことも
重要でしょう。
負の感情とは、
「悔しい」「悲しい」「寂しい」
といった気持ちのことです。
「友だちに意地悪されて悲しい」だとか・・・
「パパやママが話を聞いてくれなくて寂しい」とか・・・
このような気持ちを子どもに味わわせることは、
親として避けなければならないでしょう。
ですが・・・
「悔しい」という気持ちは
子どもの成長に欠かせないものなのです。
たとえば・・・
子どもが遊びの中で喧嘩やスポーツで、
他の子どもに負けて悔しい思いをしたとしましょう。
その悔しい気持ちがあるから、
その子は「次は負けないように!!」
と努力をすることができます。
その気持ちが・・・
どれだけ大きな成長をもたらしてくれるかは、
考えるまでもないとも思います。
しかし・・・
一部の親たちは、
そんな大事な悔しい気持ちすら、
「我が子がかわいそうだ」と感じ、
手を出したり、
代わりにやってあげたりと・・・
干渉してしまいます。
親の役割として大事なのは、
子どもが嫌な思いをしないように、
先回りして解除することではなく、
チャレンジをして悔しい思いをしたときに、
「悔しかったね」と、
子どもの気持ちに寄り添い、
次に進めるように励ましてあげることでしょう。
失敗が成長のチャンスになっていくということです。
子どもが経験すべきことを親が奪うのではなく、
子どもの本当の気持ちを
しっかりと見つめることを大切にしたいもの。
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