2021/08/16

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】心の中に・・・

 


さぁ〜みなさん、


こんにちは。


パール幼稚園は、


夏期の後半戦が始まりました。


幼稚園の休み中は、


Pearl Nursery School.の先生方が


園周りや園庭の掃除をしてくれたとのことです。


日頃の幼稚園の先生方の労力を知った・・・


との声もありました。


この間、ボクは・・・


ほぼ何も手付かずというか、


時代の流れに伴い、


これからのこと、


夏期の学園研修は何を伝えようか?とか・・・


考えてはいましたが・・・


何も手付かず。


さて・・・


若い先生方に考えてほしいことがあります。


自分の生き方の癖は何だろうということ。


いつから身につけたのだろうかといこと。


この点がクリアになれば・・・


もっと生きやすいのにと・・・


考えた時間でもありました。


幼かった頃の傷ついた子どもが、


今も心の中にいて、


現実の生きづらさにつながっている、


ということに気づけば、


世界が開けていくということを


自分自身を照らし合わせて


想うことでもありました。


フツー・・・


そのように自分自身を客観的に眺め、


自己内省を深められる人は、


あまりいませんね。


でも・・・


これが必要な時になっているのです。


ゆとり世代、さとり世代、


ミレニアム世代、Z世代・・・


それぞれ大人への階段の環境が異なります。


自分の苦しみは、


あくまでも、


環境(特に理想とする家庭)のせいにして、


目線を自分の内側に向けることはできません。


まして・・・


幼かった頃の自分を見つけることはないものです。


自分の中に子どもがいるということには


気づかないものです。


不安でいっぱいの子どもだったり・・・


傷ついた心の痛みを抱えている子どもだったり・・・


いつも周囲を警戒している子どもだったり・・・


人を信じることができない子どもだったり・・・


本人はそんなことに全く気づかず、


自分を大人だと思っている。


自分が傷ついた子どもの時を


引きずっていることが多いのでしょう。


反抗期もあったし、


それなりに恋愛経験だってあった。


歳を重ねて成人を迎え、


子どもの時の


自分を抱えているなんて思えないし。


自分はもういい大人だと


勝手に思っているのです。


でも・・・


確かにいるのですよ。


自分の中に子どもが。。。


仕事で傷ついて、


周囲の人々の波にもまれ、


家庭の生活にも疲れ、


うまくいかないことに悩んでいる背後に、


これ以上傷つくまいと、


必死に心を守ろうとしている子どもが・・・


安心できる関係が欲しいのに、


距離が近づくほど、


失った時の恐怖と闘うことを


作ってしまう子どもがいて。


気づかぬうちに壁を作ってしまっているのです。


守ってくれている人のことに気がつかないのです。


人とうまく関係が築けない、


すれ違ってしまう理由に、


子どもの頃の心の傷が


邪魔していることがあるのです。


このカラクリを解かなければ


物事はいい方向には進みません。


いい方向に進んでいると


勘違いしている時期があったとしても、


また、その壁は必ず現れるのです。


心の中にいる幼い自分を育ててあげることで、


現実に直面している、


こんがらがってしまったことを


少しずつ解いていくことが


できたらと思うのです。


誰もが心の中に子どもがいるものです。


現実の背景には、


過去の子ども時代の心の傷が


そのまま残っていて、


自分を守ろうと反射的な


行動に出てしまうことがあるのです。


誰も責めているわけじゃないのに、


過度に警戒したり、


時には・・・


理不尽な怒りや不安が襲いかかってきて、


防衛的に攻撃したり、


身をすくめてしまったり、


逃げてしまったり。


不意に襲ってくる感情に


自分でもうんざりしながら、


こういう性格だから仕方がないと、


諦めている場合が多いようにも思えます。


「あなたはあなたのままでいい・・・」


この意味を勘違いしてることではないでしょうか。


「あなたはあなたのままでいい・・・」


変化、順応できなければ・・・


場所を転々とするか、


ひとところでは・・・


順応できない自分を知ることになるかでしょう。


結果


寂しい自分を思い知るか、


気づかないフリをして、


一生を過ごすか・・・


悪い連鎖は断つことです。


これまで「大人の心育て」を発信していき理由は、


世代や周囲の悪い連鎖を止めたいからです。


時々・・・


保護者の方から、


自分の生きづらさが


子どもに悪影響を与えないだろうかと


心配する声が届きます。


そのたびに切なくなるものです。


幼かった自分には、


どうすることも出来なかったはずで、


その手当てもままならないまま


一生懸命にに生きてきたのに、


不安で仕方がない。


でも断言します。


大丈夫!


心育てはいつからでも補強ができるもの。


ただ知ればいいことなのです。


ただ気づけばいいのです。


このカラクリに気づくことができた分、


新しい行動が芽生え、


いい循環が作られていきますから・・・


血の繋がっていない他人こそ、


現状の自分を知っていてくれていて、


守ってくれるものなのです。


そのためには・・・


大人の心の中に子どもの心がそのまま潜んでいて、


「大人の自分」と「子どもの時の自分」が


混在していると捉えることが


普通なんだと思ってほしいのです。


人は「大人」だけど「子ども」でもあるのです。