この団体も変わりどき。
これまであまり関わる機会がない団体だけれども、
全国7800の私立幼稚園が加盟する団体。
関わって3年目なのに・・・
肩書は総務委員会副委員長。
今期の命題は組織改革。
これが・・・ややこしい。
組織改革といえば、
本園でも必要なとき。
組織編成もさることながら、
働き方も改革しないとならない。
保育所に紹介派遣会社から来る方の質問として、
休憩時間はあるのか?
書類、記録はしなければならないのか?
とかいう・・・
私の常識ではわけわからない質問。
休憩時間に子どもの鳴き声が聞こえてきたら?
知らんふりということかしら?
書類、記録は当たり前なのでは?
子どもをみている人が作成ぜずに誰が作成するの?
ホントにわけわからない。
でも・・・
そういう時代に入っている。
だから悩み考える。
できれば幼稚園もシフト勤務にしたい。
(財務状況的にムリ)
担任は担任として、
コアとなる活動を主軸に取り組む先生が必要。
(努力が苦手でルーティンで仕事をする者が増えてきた)
数年後には・・・
マネジメントできる主幹教諭の配置が義務付けられる。
(プレイヤーが花形な職場なんだけど)
数年後には・・・
指導できる指導教諭の配置が義務付けられる。
(クラス担任が花形な職業なんだけれど。)
子育てしながらでも担任ができる業務量。
(少子化で関東近県の短大は無くなるから教員の成り手が無くなる)
50人の先生がいたら4人に伝わればいい時代。
問題は課題に昇華しなけば意味がない。
要するに・・・
心と頭と体(行動の一致)が必要ということ。
頭で分かっていても、心がついていかない。
心は動いているけど、体が動かない。
頭で分かっているけど、行動できない。
心が追いついていないのに、行動している。
色々なパターンが起こり得ていて、
日常の中でも起こっている。
働きたくないと思っているのに働いてる。
とか・・・
その典型だと観察している。
意識の幅が課題となっている。
学生であれば勉強はしないといけないものだし、
社会人であれば仕事はしないといけないもの。
それがしたいとか、
したくないとか関係なく、
やらないとダメと思う昭和の世代が私。
正直、
何度も伝えても行動してくれない先生が多かったり、
諸々とたくさんあるので疲れる。
伝わらない者と接していくので、
心と頭と体(行動)が不一致の状態。
諦めるというか、
そんなもんだと思い、
心と頭と体(行動)を一致させるようにしてから、
疲れ方が変わった。
仕事だから疲れないことはないのだけど・・・
捉え方が変わり
求めることが少なくなり疲れ方は変わった。
頭と心と体(行動)を一致させるとは?
どのようなことなのか。
仕事で言えば、
頭:仕事がしたい!好き!と言える状態
心:夢中になれる。苦じゃない。
体:働く
月曜日は全く嫌ではない。
週末休んで、
明日から仕事か・・・となるというよりは、
明日は仕事だ!と思えている私。
どのようにして、
そうなったのかを考えた時に、
そもそも今の仕事を選んでいるのは、
自分ということを認めるということ。
自分で選んでしている。
そこに言い訳もなく自分で選択していることを認める。
そして・・・
その仕事の中で好きなことや大事にしていることを見つける。
あとは・・・
おかげさまな部分も探す。
ひとりでは仕事はできていなくて、
必ず誰かのおかげさまがあるもの。
結局は選択。
自分が選び自分で楽しめる。
好きになれる視点を身につけられるかが鍵。
求めるとすれば2つの選択。
このままプレイヤーで行くのか?
年齢相応にマネジメントができるようになるか?
最後に・・・
その組織にいるからできること、
出来ていることを見てみる。
組織という場所は、
自分一人では出来ないことを
させてくれる場所でもあると思っているが、
その組織があるから、
自分一人では出来ない社会に貢献できていたりする。
自分の業務からみた視点、
役割からみた視点、
組織としてみた視点、
それぞれできっと見えてくることがある。
仕事に関わらず、
学生の大半が気にする人間関係でも、
自分の心・頭・体(行動)が一致しているのか、
確認することや、
作っていくことも大事にすると、
世界が変わってくるもの。
現在の50代、40代、30代と
20代(Z世代)の育ってきた環境は明らかに違う。
だから仕事に対するスタンスが異なるから、
成長スピードも違う。
楽な道と困難な道、
どちらを選択するか?
という問いに後者を選ぶのは経営者と管理職。
前者を選ぶのは一社員とも言われるが、
子どもの成長を導くには楽な道などありはしない。