2022/11/17

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】会話を楽しむ


ご覧のように・・・


指が動かなくって弾けない部分もあるのです。


これをヨシとするかしないか?


パール幼稚園園長野村良司の考えは、


パール幼稚園は音楽教室ではないのでヨシとしています。


行事はみんなでつくるものであり、


みんなで取り組むもの。


補い合いながら創る時間。


これをヨシとしない方もいらっしゃる。


そのような方は、


いつか子育ての壁にぶつかると・・・


どうなってしまうのでしょう。


そのような考え方を柔らかくするために、


以前は「青鬼勉強会」という時間を


ママたち向けに開催しておりました。


その時間は野村良司の子育て観を


フランクにお伝えする時間でしたが、


毎回、ケッコー参加していただけていたのです。


また、再開しようかな?とも考えていますが・・・


最近、母親と子どもの会話を耳にして


「あーぁ」と思うことがあります。


子どもから「これ、なに?」


という質問をされたときに、


すぐには答えないほうがいいのに・・・


ということです。


答えられることでもあえて答えず、


「なんだろうね?」


「おうちに帰ったら調べてみようか」


というふうに答えた方がいいと思うのです。


どのようなことかというと、


子どもに立ち止まる時間を与えるということ。


そうすることによって、


子どもは手探りで考えることになる。


子どもにとって、


その時間がいいのです。


意識することは、


子どもの言葉を頭から否定しないということ。


導きと否定は紙一重ですからね。


子どもは大人が忘れてしまったような


感覚を持っていて、


大人が考えもしなかった側面から


考えることもあるものです。


大人になってしまった親からすれば、


子どもの言葉が間違っていると思っても否定はダメ。


子どもの言葉に


親が本当に驚かされることもあるものです。


そういうときは否定せずに


「そんなふうに考えるんだね」


といったリアクションをしたり、


素直に驚きを伝えたりした方がいい。


子どもからすれば、


自分より言語能力が長けていると思っている


親より、


ちょっとできたという優越感を得ます。


その優越感によって、


子どもは言葉に対して、


ポジティブにかかわっていくようになるのです。


なにより親自身が


子どもとの会話を楽しむことが大切だということ。


モジモジする我が子の姿に


頭を悩ますママも多いようですが、


子どもは自分の思うようになんて育ちません。


うまく導いているように思えていても、


それが強制なんてこともあるのです。


会話を楽しむこと。


そのうち男の子なんて、


「ウッセー!バァバァ!」と


口にしますよ。


幼児期の・・・


今の時間が尊いんだな。