2019/08/12

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】和み


昭和55年頃のパール幼稚園の園舎です。

「和」をもって発展していた昭和の時代。

時代と歴史を感じます。

この頃の日本特有の建築でしょう。

日本は、2600年以上も続いている世界一、

歴史が古い大和の国なのです。

日本人特有の「恥の文化」というものがあります。

キリスト教などの一神教には、

「恥」の文化は無く、

神との約束を破ると「罪」とされている

「罪の文化」があるのです。

「八百万の神」の多神教の日本人の文化には、

多くの神様が見ていて、

自分の悪行が人に知られたら、

それは、神様だけでは無く、

親や先祖や家に対し大変恥ずかしい事で、

その結果、

時には死さえ厭わないという

「恥の文化」があったのです。

日本では、

子どもの頃から人様が嫌がる事はしてはいけないと教わり、

周りの事を考えて行動するといった考えが根付いています。

「お天道様に顔向けできる生き方をしなさい」

「お天道様に申し訳ない」

このような言葉で教えられたものです。

例えば、非常時・・・

日本人は商店などで、

破壊し略奪するという人は大変少なく、

協力し合う事が多いものです。

これは集団生活をする中で「個」ではなく、

「和」を大切にし、

お互いの思いやりを持つ事が、

いかに大切であるかと言う事が現れています。

日本は島国であったのと、

天皇家があったので2000年以上掛けて、

この「恥の文化」「和の文化」を作り上げてきたようです。

「恥」の心からは、

「美徳」や「深い思いやり」が芽生えます。

ですから「恥の文化」の無い、

世界の国々は、

「亡ぼしの歴史」を歩んできたのかもしれません。

この「恥の文化」が無くなると、どうなるのでしょう。

犯罪が増え流でしょう。

家庭は機能を果たさなくなるでしょう。

会社にも、使命感が無くなり、

たお金だけの為に集まる自分勝手に生きるという組織になるでしょう。

学校も学びの場ではなく、

サービスが主体となる組織になるでしょう。

ただ勝てば良い、

他より勝れば良いということが、

当たり前基準になってしまうでしょう。

日本にはコンビニの数より多い「神社」が8万もあるのです。

この数はコンビニより多いのです。

なぜ?日本人は初詣にいくのでしょうか。

日常、神社などには足を運ばないのに・・・。

これは、先祖からの伝承を大切にすると、

心が和むからなのではないでしょうか。

 残念ながら、

現代の日本人の心は「和」から「個」へ

変化しきていると思うことが多くなっています。

これは、とても危険なことだと思うのです。

インターネットやSNSでの不平不満や他者批判。

和み・・・協調を忘れ、個人を強調。

「和」があっての生活のフィールドであり、