2020/02/20

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】できること・・・は?


新型肺炎の感染も危惧するなか・・・

クラスの生活の発表の場、

今年度、最後の3大行事となる『UTABUTAI』も来週となります。

この一年を思い浮かべ、振り返りながら、

園児たちの歌声を聴いていただきたいと思います。

泣かずに幼稚園に行けるようになった。

門でお母さんと別れられるようになった。

きちんとあいさつができるようになった。

自分で服の着替えができるようになった。

靴が揃えられるようになった。

お風呂で頭を洗えるようになった。

子どもたちも、

色々なことが「できる」ようになってきたと思います。

幼児期の育ちとして、

私たちが大切にしているのは、

目標とする形ややり方があり、

それに向かって何度も繰り返し努力してできる

「得意の習得」も必要だと思っていますが、

その過程での他者との関わりにおいて、

泣いている他者を気遣ったり、

自分の考えを調整するといった、

他者との関係のなかで育まれる心の振る舞いだと考えています。

心の振る舞いとは、

誰にでも見えるもの・・・

所謂、わかりやすいものではなく、

結果を評価したり、

点数をつけたりすることもできないものです。

例えば・・・

集団遊びでクラスが負けて泣いている子は、

ある意味「弱い子」とも言えますし「強い子」とも言えます。

強弱を評価するのではなく、

心の振る舞いに、

子どもの育ちをみてとること。

大事なことは、

そんな体験をこの時期にできたか、

できなかったかです。

仲間たちと喜怒哀楽を共にしながら、

協力する経験をしてきた園児たち・・・・・

何ができるようになったのか?

そして・・・

先生方方は、

何を掴まえさせたのか?

できることはふえたの??

という自問自答を繰り返して欲しいものです。