2024/12/31

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】大晦日・・・


 

今年も本当にありがとうございました。


皆さまにとって2024年・・・


どのような一年でしたでしょうか?


パール幼稚園も70周年という節目を迎え、


皆さまへ感謝の気持ちが溢れる年でした。


今、思えば、やはり記念式典はすべきだったかな・・・


などとも思うわけですが、


園関係者の中から発起人が名乗りでませんでしたからね。・・・笑


さて、


あれができた・・・


これができなかった・・・


「なにができたか」


「なにができなかったか」


そうしたことを振り返ることは大切なことだと思います。


達成を偶然や幸運のおかげで終わらせるのではなく、


どんな成功パターンがあったのかを見つけたいものです。


「どうしてうまくいったのか」


「もう1度再現できそうなものはなにか」


「成功パターン」を見つけることは、


次の達成をもっとイイものにしてくれるものです。


また、未達成を不運や環境のせいで終わらせてしまうと、


未達成の原因を見抜けないまま、


同じ失敗を繰り返してしまいます。


どんな判断をしたから、


達成しなかったのか。


どれくらいの行動量だったから、


実現しなかったのか。


何を具体的に変えるかを明らかにするためには、


できなかったことを冷静に振り返ることも大切。


しかし・・・


達成できたことや達成できなかったことだけを考えていると、


気づかないうちに視野がとても狭くなっていきます。


「自分が何を得たのか」


「自分が何を得られなかったのか」


この「自分」に目を向けていくと、


自己評価がとても不安定になるものです。


振り返りの要素で重要なことは、


「自分はなにをしてもらったのか」


ということを考えることだと思っています。


どんなことで励まされたのか?


どんなことを助けてもらったのか?


どんなところで元気をもらい?


どんなひとたちと楽しさを分かち合ったのか?


そうした誰かとの贅沢な瞬間の数々を並べてみると、


達成したことのリストよりも、


はるかに大きな充実感を与えてくれるものです。


なんのために生きるのか?


なんのために働くのか?


その問いの答えというものは、


自分がしてもらったことのリストを書き出してみると、


自然と浮き上がってきます。


自分がどれだけがんばっても、


逆にどれだけがんばらなくても、


来年も、きっと・・・


誰かはあなたに何かをしてくれるでしょう。


自分は今年してもらったことはなんだろう??


ということを書き出していると、


いろいろなことに気づくものです。


そして、


自然と自分の中から、


「こんなことをしてあげたい」


「こんなことで助けてあげられるようになりたい」


という想いが生まれてくるでしょう。


自分がなにを与えたいのか、


自分がなにをしてあげたいのか。


それを志とか貢献だとかいう人もいるかもしれませんが、


これは自分の中から芽生えるエネルギーだと思います。


2024/12/30

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】どうでもいい話


 

誰もいない幼稚園。


園児の声がしない幼稚園は異空間。


静まり返った園舎に、


今年もありがとう!なんて思うわけですが、


安全・安心・清潔に保つには、


日頃のメンテは必要不可欠デス。


この2年・・・


園児用の椅子や机を全ての学年で新調したり、


音舞台で使う演奏用の椅子を新調したり、


ご承知の通り、


70周年記念事業として、


屋上の園庭化や園庭の大改修があり、


ツリーハウスのリニューアル。


リニューアルといっても全てのパーツは新品。


ツリーハウスはこまめにメンテしても15年が寿命。


たぶん・・・


私は学園経営の打一戦から身を引いているから、


こんなバカみたいに維持費用のかかる遊具は、


これが最後。


春には最年少クラスの床を張り替える予定もあったり、


気づかないところでは経年劣化で、


トイレのセンサー交換したり、


給食室のナントカという器具を変えたり、


ホント、


これだけの建物や空間を維持するには資金がいる。


ご存知の通り物価高騰で工事費も驚く額だった。


玄関にしろ、外構にしろ、床材にしろ、


トイレのタイルひとつとっても


様々な想いがあり、


こだわりがあって安価なものではない。


子どもにとって目にふれる日常の場所だからこそ、


必要なことと考えている。


新建材でなく古くなっても味の出てよきもの。


これが基本。


しかし・・・


こんなことは建物が好きでない人には、


わからないのだろうけれど、


世の中・・・


建物にお金かけてない


幼児を取り巻く環境はたくさんある。


現にテナント型の保育所なんて、


すぐに撤退できるように、


まったく費用をかけていない。


机や椅子の備品もちゃっちいのナンの。


やっぱり教育施設ですし、


しかも私学ですから。


こんな考えも理解してくれている


本園の先生方はいるのかな??


パール幼稚園を纏わなきゃ理解できないことだとも思う。


そうそう・・・


年少園舎の屋根を塗り変えたの知ってる方もいないでしょ??


そりゃ目に見える場所でないからね。

2024/12/28

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】年の瀬のどうでもいい話


 

毎年のように世の中の仕事納めの翌日は・・・


いつもの場所で、


いつもの時間に、


いつもの談義。


仕事を通じて知り合い25年くらい??


よき理解者であり、


弟のような親友と過ごすひととき。


いつの日か恒例の時間になっている。


仕事の話の延長が多いのだが、


お互いの人生観であったり、


互いの職場のコト、


家族のこと、


これからのこと。


馬鹿話もアリ。


今の自分の確認なのかな?


場所は私が10代後半の頃から通う、


オリエンタルで神秘的な空間。


誰でも連れていくわけではない。


お気に入りの気の合うヤツしか連れて行かないところ。


気取らず、驕らず、


ありのままの自分を出せるところ。


飲んで食べて、


とっとと帰宅する。笑


今日も美味しくいただきました。

2024/12/27

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】あっという間だ

 


2025年は「揺らぎの年」になる。


このようなワードを目にしましたが、


そりゃそーだ!とも思うのです。


外郭的なお役職もいただき、


私立幼稚園というものを自園の立場だけでなく、


マクロの視点で考えることが多くなり、


世の中の流れ、


移り変わりに敏感になっていて思うことは、


変化して当たり前であり、


変化してもまた変化するが、


今の変化は絶対ではないとも思うのです。


目の前の出来事に一喜一憂しないということに尽きるのです。


変化が激しいということは、


揺り戻しも大きいということ。


世の中は生成発展を続けるものですから、


つまりのところ・・・


変化し続けるのです。


どこの組織を経営する方は


いつも大きな変化を伴う環境いるわけですから、


どんなことがあっても泰然自若としていられるだけの


人間力をつけることが最も大事な経営者の素質なのでしょう。


人間力・・・


より善く生きていくことであると思っている。


これは人との比較ではないことが面白いし、


平気に生きるということにも出逢うのです。


ただし・・・


面白がるということは楽しいということではない。


ダメさも認めて前に進んでいく覚悟は必要ですし、


平気でではなく平気にということは、


信念を貫くということでもあるのです。


おい!良司!今年は1ミリでも進めたか?


そんなコトを思いつつ・・・


あっという間だ。


2024/12/25

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】微かな記憶・・・

 


我が子の微かな記憶に残るクリスマス。


それはいい記憶であることに違いはない。


親は大変なのに・・・


いい想い出は、


いずれ我が子へと受け継がれていくもの。


そう信じたい。


ところで・・・


ある園児との会話。


園児:「ねぇ!エンチョーセンセイ!!」


私:「どうした?」


園児:「サンタさんに何もらったの??」


私:「お餅をもらった。」


園児:「ゲラゲラゲラ〜」

「何個?もらったの?」


私:「靴下いっぱい。」


園児:「すごっ」


相変わらず、


どうしようもない会話を楽しむ日。


ところでブラックサンタをご存知ですか?


北欧やドイツの伝承に登場する、


悪い子に罰を与える役割を持つ存在です。


正式には


「クネヒト・ループレヒト」と呼ばれ、


黒い服を着て小枝を束ねた鞭を持っています。


いうこと聞かない子には、


石や石炭とプレゼントをすり替えていくという


都市伝説的な話。


それだけ。








2024/12/24

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】日本のクリスマス


 『サンタさんからきたてがみ』という絵本ですが、


サンタクロースと会った時の

輝くもみの木の描写が印象的です。

クリスマスの特別な雰囲気を感じることができます。

この物語は、「働き者のねずみの郵便屋さんが、
雪であて名が読めなくなった1通の手紙をきっかけに、
森の動物たちと協力しながらサンタさんとのつながりを通して、
みんなで子どもたちにプレゼントを届ける」お話です。
ねずみさんは毎日一生懸命に郵便物を届けていますが、
雪に足を取られて転んでしまい、
手紙のあて名が読めなくなります。
みんなに郵便を届け終わった後、
しょんぼりと肩を落とすねずみさんの姿に、
森の動物たちは心配して集まってきます。
その手紙を調べてみると、
サンタさんからの手紙だとわかります。
表には絵が描かれていて、
動物たちは「これは自分宛だ」と言い出します。
(やがてその手紙がねずみさん宛だとわかります。
中身が気になる動物たち。
実はその手紙には??
ねずみさんは
無事にサンタさんのお願いをかなえることができるのか・・・

というストーリー。


いつも明るい郵便屋のねずみさんが

しょんぼりしている場面です。

一生懸命に頑張るねずみさんが転んでしまい、

ちょっぴり切なくてかわいそうな場面です。

ねずみさんが頑張り屋だからこそ、

動物たちも自然と心配して集まってくるのだと思います。

動物たちが「この手紙は自分宛だ」と

言い合う場面はとても楽しく、

笑顔になります。

また、

ねずみさんのピンチにくまさんが助けてくれる場面は、

友情の大切さを感じることでしょう。

誰かが困った時に助け合うことや、

一人ではできないことも

みんなで力を合わせれば成し遂げられることを、

この物語は教えてくれます。

この物語は、

困った時に周りに助けてもらう大切さや、

みんなで協力する温かさを伝えてくれるお話です。

この物語は、

クリスマスを楽しみに待つ子どもたちに読んでほしい一冊です。

我が子と一緒に、

「ねずみさんはどうしてしょんぼりしているのかな?」

と考えてみたり、

「あなたならどうする?」

と問いかけてみるのもいいかもしれません。


日本の幼児期の子どもたちにとってみても、


クリスマスは特別な日かもしれません。


親にしてみてば、

大慌てとなる忙しい日でもあることでしょう。

よき時間を。

2024/12/23

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】縦の時間から・・・


 冬至も過ぎ春分が待ち遠しくなりますが、


いよいよ都内は冬本番。

体調を崩されている方もいらっしゃるようですが、

そのまま年越しとならないようにご自愛ください。

幼稚園では冬休みの預かり活動が展開されています。




園庭では5歳、4歳、3歳、2歳、1歳と

パール幼稚園ならでは・・・

縦割りの関わり深まる時間。

観察していると・・・

あちらこちらで面白い光景を目にします。

この縦割りの関わりがいいのです。

子どもたちが大人になり人生を歩んでいくうえで、

人に迷惑をかけずに、

自分だけの力で生きていくなんて不可能でしょう。

そうです。

生きていくためには、

「人に頼る・甘える・助けてもらう」といった能力が必要なのです。

人に迷惑をかけてはいけない、

誰かに頼ってはいけない・・・

このような大人に育ってほしいという願いは親心ですが、

困難やトラブルをひとりで抱え込んでしまっても、

いい解決はできません。

子どもたちには、

人に頼ってもいい・・・

ということを教えなければいけないとも考えています。

困っているときは誰かに頼っていいのです。

このようなことを知るには絶好の機会なのです。

これも『育ち愛』いい時間が流れていくのです。



2024/12/20

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】いごこちのよさ・・・

 


Pearl 0-2MaMa Garten は、


真善美の三原則で導くハッピーな空間だと思うのです。


私たちの行動や選択には「真・善・美」という


価値基準が必須であると考えます。


これらの基準を持つことで、


自己成長と周囲との調和が生まれ、


気持ちの良い環境を創りだすことができると思っています。


ちなみに・・・「真善美」。


ドイツの哲学者カントが提唱した言葉です。


真:自分に向き合う


真の定義を「自分にとって真か?」という問いにします。


何よりも自分自身に矢印を向けます。


どんなことが周囲で起きても、


その事実に対するフィードバックはしません。


それは単なる主観的な考えだからです。


徹底的に自分のことだけに向き合い、


自分の思考にとって良いこと糧になることだけを考える。


これが「真」の意味です。


善:周囲に向き合う


既に真を考えられる人は、


次に善へと向かいます。


インサイドアウトのアプローチで、


自分に矢印を向けたまま周囲を確認します。


出来事で周囲が慌ただしくなっている、


秩序が乱れている。


そのような状態でどうすれば良いか?


答えは対話です。


心理的安全性の中で、


自分の真を題材として語り、


周囲も真に向かうよう努力します。


押し付けではなく、


最後まで「真」であることが前提です。


そうやって善の輪が産まれてくるのです。


美:調和の取れた状態


最終的に「美」とは、


自分も周囲も良い・善いと感じる調和の取れた状態です。


Aさんも、Bさんも、Cさんも、


それぞれが自分自身に真摯に向き合い、


互いに理解し合うことで、


周囲全体に善い波及効果をもたらします。


こうして・・・


皆が幸せになり、


美しい状態を保つことができるのです。


2024/12/19

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】世の流れ


 
保育士の紹介業者のSNSを活用した


都内向けの広告です。


何だかオロドキです。



保育所をつくり過ぎ、


たどり着いた結果だと思います。


賃金と権利を優遇し保育士確保に努める。


働きがい、やりがいなどは、


二の次、三の次。


夢や希望、目的や目標などとは無関係。


ただ・・・


楽して稼げて!


好条件だったら働いてもいいか!


都内の保育士には住宅手当は82,000円もらえるし、


同棲していてもOKな職場もあるし・・・


彼氏もソレ目当てで同棲してるから・・・


このような感覚だとも思います。


紹介はしませんが、


もっと驚くSNS広告もあります。


これから私立幼稚園は


このような形態などの保育所とも


競っていかなくてなりません。


目標を高く掲げ幼稚園に就職してみたのはいいけれど、


学校時代の同級生の職場は保育所はいいな!


楽そうだし、給料いいし、責任ないし、


定時で帰れるし、


気軽に休めるし、休憩あるし、


保護者には苦情も言われないし。


隣の芝生は青く見えるものです。


私立幼稚園の教員の確保・・・


厳しい園も出てくるでしょうね。


教員や保育士の確保ができず、


閉園する園もあることでしょう。




責任を伴う施設長の成り手もいない。


施設長でさえ転職を繰り返す保育所。


書類作成はイヤ。


連絡帳の記述もイヤ。


掃除もイヤ。


園のルールには従わず、


自分の思いような保育をしたい。


転職しても転職前との給与額が、


ある程度は保証される制度もある。


勤務体系は3シフト制。


週休3日から4日。


年間休日130日以上。


髪型自由。


ネイルOK!


驚くような誘い文句だ。


これは世の中の流れでもあるが、


この流れもスタンダードになっている保育所業界。


そして・・・


これまた幼稚園業界も足を引っ張られる現実。


12月の園だよりにも書いたことだが、


間違いなく幼稚園の担任制度は崩壊する。


その流れは小学校教諭の専科制の流れからも想像できる。


適応できる教員が少なくなるということ。


担任ではなく担当ということ。


なぜならば・・・


将来、幼稚園も遅かれ早かれシフト勤務になる。


ある意味・・・


そうしていかないと教員確保ができなくなる。


しかし・・・


まだ、まだ、業務量などはホワイトとは言えないが、


その他で比較しても、


ウチは・・・かなりのホワイトだ。

2024/12/18

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】これから・・・

 


あと2週間もすれば、


2025年を迎えます。


何だか年の瀬を迎えている感覚が少ない方も多いようです。


コロナを経験し、


時の流れの感覚が変わってきているからでしょうか。


1年の移り変わりにも大きなものを感じています。


経験したことがないスピードが運んでくる未来。


この未来は


大きな変革を私立幼稚園にもたらすことだと受け止めています。


新たな時代に求められることは何であるか?


今から見据え、


短期的に構築していかなければなりません。


地球上の歴史から考察しても、


変化に順応できたものが生き残り、


進化を繰り返し存在していくものです。


文化は塗り替えられてこそ文化である?


文化は生きもの。


このように考えるようにもなってきましたが、


振り返ってみると、


私がパール幼稚園に携わってきてからも、


幾度かの一定の期間での文化の塗り替えをしてきています。


現在、保護者の方々にも卒園児が多くいらっしゃいますが、


その頃のパール幼稚園と現在のパール幼稚園は別物。


まさにパール幼稚園というものは生きているのです。


今年は、


これからに順応する文化へとはじまる1年でもありました。


しかし・・・


根底にあることは、


私たちの原点は何か。


過去から何を託され、


未来に何を期待され、


今に励まされているのか。


恵まれた環境にいること。


そう思う日々であることでもあります。


この今が未来に繋がるものであるか?


そんな自問を無意識に繰り返している自分に出逢います。


パール幼稚園は女性の職場でもありますから、


変わるということに抵抗を感じる方もいるかとも思いますが、


今が・・・変わりつつあることにも気がついているでしょう。


だから困惑する。


それは人間ですから当然のことでしょう。


昔はね・・・という事を、


いい物語りにしてこそ、


新たな未来、


理想に向かって進み、


自らを励ます事ができるものです。


その物語に綴られる言葉が未来に届くことを願い、


私たちが、


その言葉に相応しく生きていること。


進みゆく教師のみ教える権利あり・・・


このような言葉もあるように、


3ヶ月後、半年後、1年後を思い描き、


どんな自分でありたいか・・・。


理想はあるのか?


現実は変えたのか?


理想➖現実🟰努力目標です。


パール幼稚園の先生として、


どんな未来を描くのか・・・


それに進むことができる環境を整え、


創造していくことが、


私の大切な仕事のひとつだとも考えています。


パール幼稚園の先生である自分。


どのように個々が描いているかは分かりませんが、


これからも理想に向かっての縦軸は変わらないものです。


しかし・・・


あり方の横軸の幅の括りは広がっていることは事実です。


どの横軸の幅に自分はいるのか。


あの先生はどこの横軸の幅にいるのか。


日々、何となく過ごしていても、


大切な今をキャッチできません。


今を知らなければ、


これからは生まれません。


そのままということです。


未来に順応できなくなるのです。


自分を高め、試せる楽しさを知るには、


感謝しかないと思います。


この2学期も保護者の方々をはじめ、


多くのパール幼稚園の携わる方々にご協力をいただき、


至らぬ点もあったかと思いますが、


終えることができましたこと、


感謝申し上げます。


2024/12/17

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】社会に順応するために


強いメンタルは楽しい人生を送る武器になると考えます。


強いメンタルまでとはいかなくても、


社会に順応するために必要なことでもあるのです。


今学期も、


そんなことを目的に含みながら、


どんな時でも自分の華を咲かせることができるように・・・


このことも目標にして教育活動の実践に取り組んできました。


メンタルが弱い人と聞いて思い浮かぶのは、


プレッシャーに弱い、傷つきやすい、すぐに落ち込む、


自信がなくてまわりに流されやすい。


こんな特徴が思い浮かぶかと思います。


プレッシャーに強く、


落ち込んでもすぐに立ち直ることができ、


しなやかな精神力を兼ね備えている人は、


メンタルが強い人に分類されるでしょう。


メンタルの強さと聞くと、


スポーツ選手のように勝負の世界に生きている人が、


大事な局面で実力を発揮するためのものだと思われがちです。


しかし・・・


これは普段の日常生活でも、


メンタルの強さが求められる場面はたくさんあります。


それは幼子でも同じこと。


たとえば・・・


お友だちに話しかけたものの返事がなかったとします。


ある子は・・・


「きっと僕のことが嫌いなんだ。」と思い込む。


「僕は無視されたんだ」と思い込む。


悲しい気持ちになり泣いてしまうかもしれません。


一方で・・・


「聞こえなかったのかな?」


「ほかの遊びに夢中になっているから聞こえなかったのかな?」と思い、


じゃあ!次は”と気持ちを切り替えられる子もいます。


些細なことですが、


前者よりも後者のほうがメンタルが強いということ。


受験とか就活といった人生を決める大勝負はもちろん、


社会に出てからの長い人生のなかでは、


強い精神力で乗り越えなければならない場面は


数えきれないほど出てくるでしょう。


もしも我が子が社会に出て


「先輩に注意された・・・」


「上司に叱られた」という理由だけで、


会社を辞めてしまったら? 


こんなケースはよくあることです。


落ち込んでも、


自分の力で立ち直ることができる強い心を育むために、


私たち大人や親が、


今できることは何であろうか?


得意分野を自覚させること、


自分を活かせるところを見つけること。


ここに集約していくと思うのです。


そして・・・


面白いものを見つける能力に欠いけているように感じます。




2024/12/16

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】求める心・・・

 


先日、とある幼稚園向けのセミナーでのこと。


「あなたが幼稚園をやる理由はなんですか?」という質問に。


迷いなく「欲」デスと答えました。


周囲の園長先生方は、


子どもたちの・・・とか、


地域の・・・とか、


美しい正論で回答していましたが、


私は「欲」の一言。


そう・・・


もっと、もっといい幼稚園にしたい・・・


この想いは私の「欲」でしかありません。


何も求めず、何も変えず、何も起こさずにいたら、


創立40周年のままのパール幼稚園。


もっと、もっといい幼稚園にしたい・・・


この「欲」こそ、


私の行動の源となっています。


さて・・・


これまで多くの採用をしてきました。


正直、採用面接という長くて20分という時間では、


その人の本質などは見抜けません。


一緒に働いてみないと分からない部分は多くあります。


だた・・・


成長が早い人と遅い人を見分けるポイントという点は、


経験上においてルール化できるようになってきました。


この違いについては非常にシンプルです。


まず、本人が・・・


どの位の欲を持ってるのかだと思うのです。


渋沢栄一氏の言葉の中に


「無欲は怠慢の元」という言葉があります。


欲がないのは美しい??


そのように感じるかも知れませんが、


ダメだと思うのです。


欲がないのはよくないのです。笑


青年よ、大志を抱け・・・とも言います。


ともかく欲を持たなきゃダメなのです。


どのような自分は人間になりたいのか?


この園でどのようにキャリアを積み上げていきたいのか?


何をいつまでに成し遂げていくのかといいうのが、


しっかりと頭の中にある人こそ成長は早いものです。


漠然としていたり、


受け身でいて言われたことだけやる。


そのような人というのは、


やっぱり成長が遅い。


思考の中に願望があって、


その願望が行動力を生み出す。


そういうことだと思うのです。


欲がある人は、


どのような人かと申しますと、


シンプルに向上心があります。


分からないことは質問してきます。


アドバイスを求めてきます。


何か仕事を任せた時にすぐ取り組む。


あとは・・・


日常の生活を見ていればわかります。


常に目的と目標に向かって一直線に向かうのです。


その姿が認められ周りが応援してくれる人。


成長が遅い人というのは、


頑固でネガティブな人が多い。


そして不勉強。


成長の早い人というのは


プラス思考で向上心があり欲がある。


だから素直な人。


言われたことに対して


成果を出そうとするので素直になるのです。


現場で育てていく中で結果の出ない人は


まず・・・


求める心をつくることから入らない。


やはり・・・


成し遂げる力、


それを育んであげることが大切だと思うのです。


求めてない人に、


どのような成功メソッドを教えても


取る力がないわけだから


猫に小判、豚に真珠なのです。


やはり・・・


求める心があれば、


どんどん思考が変革していって、


そして中から求める頃があるから、


情報をどんどん取り入れて、


スキルを日々高めていけば、


当然のように成し遂げる力は高まります。


求める心を持っている人の方が早く成長するし、


素直な人の方が早く成長するのです。


2024/12/12

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】音舞台2024

 



歌う鍵盤ハーモニカ。


踊る鍵盤ハーモニカ。


こんなイメージの選曲で開催された


音舞台2004。


多くの保護者の方々に


ご協力をいただき終えることができました。


最年少・年少・年中・年長と


成長の過程をご覧いただけたかと思います。


ある方は未来に想いを馳せて。


ある方は過去に想いを巡らせて。


そして我が子の姿に歓喜を寄せて。


いい時間だったと思うのですが・・・


何だか会場の反応がイマイチだったような?


どの学年も、どのクラスも、


最高のデキだったのですが・・・


幾度も足を運んでくださる園長先生も過去一だったと、


嬉しい言葉もいただけたのですが。


保護者の皆様は目が肥えているのかしら?


デキて当然??


当然でもないことですよ。


みなさまのお子さんたちは凄いんです。


これまでの積み重ねに華を咲かせたのですから。

2024/12/11

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】音舞台のリハーサルを終えて


 

もっとできたハズ・・・


リハを終えての正直な気持ちです。


年少クラス・年中クラスは、


3クラス合同での演目となる新たな挑戦。


リハーサルにつきましてご協力いただき


ありがとうございました。


特に年長児はかなりの時間が超過してしまいました。


ある決断に迫られていたからです。


もっとできたハズと思える要因は、


教員の力不足。


これは園長としての指導不足のほかありません。


そして・・・


もっと早く判断に踏み切ればよかった。


できれば担任が指揮を、


担任が伴奏をと強く願うばかりに、


園児たちの伸びしろを制限してしまうことに。


申し訳ございません。


この2週間、


本人たちには、


はっぱをかけ続けてきましたが、


思いは届かず、


課題がlクリアできずに、


GOサインに至ることができない結果に。


年長サファイアクラスは


指揮者を変更し本番に挑みます。


前日に指揮者変更と言っても・・・


変わる側にしてみても酷な話。


全てを注ぎ込めずに臨むことになるのです。


でも・・・


サファイアの園児たちは


鍵盤ハーモニカを


上手に奏でることはできるのです。


昨年の担任でもあり、


ミス音舞台の称号を手にする


パール幼稚園のエース。


期待はしていただきたい。


ただし、


この先生の理想の高さとセンスの良さを考えると、


計画性をもって臨みたいことは十分に承知している。


年中はエース率いる学年なので、


年長児に引けを取らないダイナミックな演奏を繰り広げ、


満足いく演奏に仕上がっています。


はじめての挑戦にして、


この演奏。


今後・・・


これが基準になるのだが、


来年の年中児の担当は


かなり意識していかなければならなくなるので、


いいことだ。


年少はベテランが意地をみせ、


何とか形にして仕上げています。


ヤッホー!


という掛け声にしか聞こえない


愛らしい鍵盤の奏で方。


もしも・・・


これまでと同様の音舞台で、


各クラスごとの演奏だったらとしたならば、


年少2クラスは、


ボロボロだったと考察していますし、


これも課題がクリアできずに、


アクアマリンクラスの担任は伴奏から外す決断をしました。


年長の合同は実力者率いる学年。


これも問題はない。


この学年は鍵盤ハーモニカが上手な学年。


しかし・・・


音舞台は上手に奏でられればいいという行事ではない。


指揮者と奏者の間に芸術が生み出さらなければならない。


問題は・・・


パール幼稚園の基準を理解できていない。


園長野村良司の感性や世界観がわかっていない。


自分都合でゴールを書き換えてしまう先生が


多すぎることが原因です。


熱があるから休みます。


風邪を引いたので休みます。


お腹が痛いから遅刻します。


いいんです。いいんです。


そんな先生方は、


これまでも居ましたらから。


重要なことは理解すること、考えること、


真善美の追求。


取り組む姿勢が問題なのです。


これまでありえなかったことが起こっているのです。


昔はね・・・


などという話はしたくはないが、


先生と呼ばれる職業は休めないものでした。


クラス担任以外の余分な人事配置は


園長とスクールバスの運転手1人、


それに事務職1人だけ。


担任という責務ある立場・・・


これも安っぽくなってしまっているのか?


これも保育所が・・・なんて話をすると


話がズレてしまうので止めますが、


司会者が話す先生方から集めたコメントの内容も、


理解してくれている先生、


そうでない先生がわかるもの。


時代なのであろうか。


言葉を尽くしても言葉が伝わらない。


これまでの育成方法が通用しない。


年齢と共に私の思考が化石化して、


現代に通用にないのかもしれないが、


教えたことを行動に移さない。


成功する手順を伝えているのに実行しない。


自分視点だけ・・・


そこに園児はいるのか!!


と声を荒げたくなることもあった期間。


困った現実。


勉強になった音舞台期間。


とはいえ・・・


ご安心ください。


保護者のみなさまには、


明日を楽しみにしていてだきたいと思います。


もっとできたハズ。


もっと成長を伸ばせたハズという。


専門的視点、私の視点を除けば、


誰もが驚く行事、


他園様が追従できない行事、


音舞台であることには違いはありません。


使うピアノでさえ・・・


この通り!





2024/12/09

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】ステップアップ

 



自分をステップアップさせるには?


どのような環境が望ましいのでしょうか。

 

成長するためには


ただ頑張ればいいというものでもありません。


成長してしまう環境があること。


そこに身を置くことが大切です。


試練のない場所で成長はないのだけれど、


試練のない場所を求めていく人が多いのは不思議なこと。


どのような人達が周りにいればいいのか


どのような場所が自分を成長させるのか。


2024/12/07

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】ひっさしぶりの


久しぶりに他園様の発表会に足を運びました。


というか・・・


みなさま方・・・


野村先生にお見せできるほどのものでも・・・とか、


パール幼稚園さんと比べてもとか言って、


なかなか声をかけていただけません。


私は嫌われてるのか??と


勘違いするほどデス。笑


先週末は・・・


半ば強引に見学させていただきました。


神奈川県の相模原市に位置する


園長大貫照親先生の中央幼稚園様。


ココ10年くらい前から急接近し、


今では世代を越えての親友です。


大貫照親先生、


1に謙虚、


2に謙虚(偽りの!笑)


3に謙虚がウリ。


素晴らしい若者です。


ヨォーく観てますよ。


私の知る限りの40代の園長先生で


日本で数本の指に入ると思っています。


そんな幼稚園様の見学です。


やはり!


勉強になることは多々アリ。


たのいしい時間でした。


他園様を拝見しますと、


その園の文化というか、


大切にしているモノが先生方の姿で表現されています。


特に私は穴が開くほど観ますので、


よくわかるのです。笑


そして・・・


自園の良い部分を見つめ直すことができる時間になる。


極まりのないものを極める。


このことは、


今の自分の指針にもなっていることですが、


まだ、まだ、感性を研ぎ澄ませないとなりません。


いい先生がいれば何でもできる。


これは持論ですが、


パール幼稚園にとってのいい先生。


ひとりでも多く育まなければなりません。


ガンバローっと。



2024/12/06

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】現実を変えろ!

 

音楽を教えるのではなく、音楽で教える・・・


理想はあるか?


現実は変えたか?


遥かなる理想を目指し、


常に自問自答を続け、


とことん考え抜かない限り、


雲の上の彼方にある


極まりのないものを極めることはできない。


先日、とある教員が口にした一言に心が震えた。


「指揮者が感動する演奏をしない限り、
聞いてくれる人々に感動は届かない。」


実践者のみこそ言葉にできること。


感性という目に見えないものを研ぎ澄まし


わずか数分の一曲に想いを馳せる。


マニアックなことかもしれませんが、


先生方の意気込みを感じるからこそ、


保護者の方々には知っていてほしいことです。



2024/12/04

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】どんな時も自分の華を咲かせることができるように


 音舞台では、


シンセサイザー、


キーボードなどの電子楽器を使用します。


電子楽器はいつ壊れるかわかりません。


何の前触れもなく音が鳴らなくなるのです。


しかも電子楽器だからか?


購入時期が同じものは、


大体、同じ時期に壊れることが掟。


ですから・・・


予備のシンセサイザーや


キーボードも予備が無くてはなりません。


しかし・・・


楽器メーカーさんにも在庫がないのです。


そして基板の関係で修理も効かないらしいのです。


Ro◯andとかはあるらしいですが、


音がね・・・と講師は言う。


すると必然的にK◯RGとなる。


このK◯RGがまったくないのだそう。


講師からスマホが鳴る!


「園長先生!!知り合いの楽器屋さんに

シンセサイザーの在庫があって、

どうしましょ??・・・」


買っておけと言うことであろう。


黒色は2台しかないという。


白色は数台あるという。


色は揃えたいので黒2台購入。


そして白1台購入。


買い占めてみようかとも思ったが、


今!本当に必要な方のことを考えると意地が悪い。


ついでに、


ウチの先生方には


クラッシャーの異名を持つ先生が数名いる。


自分の物でも、


そんなに壊すのかい??と思ってしまうほど、


物を壊す者がいるので、


ハードケースも購入。


ハードケースはケースなのに本体に近いお値段。


同じ物だが2つは◯◯円、1つは◯◯◯円。


ん?????意味不明。


同じ物でも仕入れ値が異なるようだ。笑


また、また、ついでに廃盤になっている


シンセサイザーのスタンドもあると言うから、


こちらも購入。


そして鍵盤ハーモニカが変わり、


鍵盤台の高さも変り、


椅子の高さが合わないと言うので、


軽く持ち運びしやすい


園児用のパイプ椅子も1学年分購入。


金額の話をしていやらしいが・・・


園児ようのパイプ椅子なんて数年前まで


1脚3,000程度だった記憶だが・・・


今では1脚10,000円!!


ここにも物価高騰の影響がある。


考えてみると・・・


昨年度より入れ替えている木製の椅子だって、


数年前まで1脚10,000程度だったはずが、


1脚15,000円だから納得もいく。




そして写真のマレット類も消耗品だから、


定期的に買い替えたり、


演奏中に落としてしまった場合、


直ぐに予備が取れるように打楽器の横には予備を準備する。


コレもなかなか在庫がない・・・


音舞台の裏舞台・・・


今の幼稚園教諭はピアノが苦手で、


伴奏の合格点がもらえず、


本番では演奏ができなくなる先生もいたり、


技術が及ばず指揮を振ることも保留になったりと、


様々なドラマが存在する。


人生・・・うまくいくことばかりではない。


どんな時でも自分の華を咲かせることができるように・・・


先生方も身をもって経験している。


環境設定、準備は大切なことである。