パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】心理学から・・・完結
今日も暑い1日でした。
夏風邪・・・
外と室内の温度差で
体調を崩す園児もいるようです。
また・・・
おたふく風邪の兆しもあるようです。
さて、さて続きの続きで完結です。
子どもの困ってしまう行動への
対処法として、
子どもが・・・
すねたり機嫌が悪くなったりするのは、
親に叱られた瞬間に
スイッチが入るのではなく、
その前の段階で
「認めてもらえない」
「自分に注目してくれない」
と不満を感じているからです。
日頃から子どもの様子をよく観察することが、
前回にお伝えしたアドラーの
「不適切な行動の5段階」の
仕組みが理解できれば、
いままで悩んでいた子どもの問題の
解決するヒントがあるかとも思います。
心理学では、
人の行動の一番の目的は『所属』だと考えます。
つまり・・・
いまいる集団に受け入れられたいと願い、
その一員であることを求め、
そのために行動するのが
人間本来の姿であるということ。
小さな子どもにとっては、
まさに「家族」こそが
自分が所属する唯一の集団であり、
親から認められることで
「自分は家族のなかで、なくてはならない存在だ」
と実感できるというのです。
困ってしまう行動をする
子どもへの一番の対処法は、
共感することだと考えています。
しかし・・・
ひとつ注意すべきなのは
「共感=同意」だと
勘違いしないことでしょう。
共感と同意はまったくの別物なのです。
子どもの発言すべてに同意することで
親が子どもの言いなりになってしまう
恐れがあるのです。
ダメはダメが基本です。
このような子どもには、
「あなた」が主語になる「ユーメッセージ」を
使って話しかけないことを
心がけてほしいもの。
「どうして?いつも駄々をこねるの?」
なぜ?お友だちと仲良くできないの?
ということでは、
一方的に責められていると感じてしまいます。
効果的なのは「わたし」が
主語になる「アイメッセージ」。
ママのお手伝いをしてくれると嬉しいな・・・
ママは少し急いでくれると助かるな・・・
お友だちと仲良くしてくれるといいな・・・
というように、
『自分は』こう思う・・・
『自分は』こうしてくれると嬉しいな・・・
というアプローチが効果的とされています。
『認められたい』
という思いが根源なのでしょう。
まずは・・・
我が子の気持ちに共感し、
行動自体を責めるのではなく
こうしてくれると嬉しいなという
メッセージを伝えることで、
エスカレートする前に・・・
制御するということです。
主導権はママということを
心の中の前提としてなのです。
0 Response to "パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】心理学から・・・完結"
コメントを投稿