パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】褒めすぎ注意。
「ねぇ〜園長先生〜みて!みて!」
できたこと。
できるようになったこと。
嬉しいのでしょう。
ひとつの自慢かもしれません。
よくある光景です。
さて・・・
自慢する子としない子、
その違いとはとはいえ、
自慢話ばかりしている印象がある子がいる一方で、
どんなにいいセンスをもっていても、
またどんなに努力をしていても、
他人にはいっさい自慢することがない子もいます。
その違いはどこから?
誰もが持つ承認欲求だと考えます。
そもそも自慢とは、
他人に認められたい。
高い評価を得たいという気持ちでしょう。
心理学者マズローが定義している
根源的な5つの欲求”のうちひとつ。
誰もが持ち合わせているもだと思います。
しかし・・・
あまりにもこの欲求が強いのは、
どうかとも思ってしまいます。
この欲求が満たされるのは、
家族や仲間などに恵まれているとき。
周りの人たちとの関係性がうまくいっていれば、
わざわざ褒められたり、
認められたりしなくても
満足できるというわけです。
ご家庭での褒め方が
子どもの承認欲求を左右しているのか?
とも思うシーンがあるのです。
子どもに対する親の接し方の工夫も
必要ではないかと思うのです。
褒められることが当たり前の環境にいると、
常に自分を認めて!
何かしたら褒めて!
という気持ちが高まるもだとも思います。
そうなってしまうと、
家庭の外でも褒められないと動かない。
気分が乗らないとすねてしまう・・・
などの言動が目立つようになります。
すると・・・
ちょっとしたことでも大げさに自慢して、
相手に褒めてもらおうと必死になるというわけです。
ですから・・・
日常的に褒められること”に慣れてしまわないように、
何でもかんでも褒めるのではなく、
子どもが本当にがんばったことや
努力したことを褒めるように心がけましょう。
心がけることは褒めるのではなく認める。
褒めるのではなく一緒に喜ぶこと。
褒める行為は母性であり、
認める行為は父性でありますから、
母性を強く出しすぎる落とし穴もあります。
父性の認め方を心がけて欲しいものです。
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