2022/11/11

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】「べき」???

 大田区私立幼稚園連合会主催の


子育て講演会にご参加いただきました保護者の皆様、


ありがとうございました。


私の立場を考えていただけてのことか・・・


会場の3分の1がパール幼稚園のママたちでした。笑


区長をお見送りする中で出た話ですが・・・


「前列のお母様方が頷いて耳を傾けていただけて・・・」


前列にお座りになってるのは、


本園のママたちですとお答えしたら・・・


やっぱり!と言わんばかりに


笑いながら、


「素敵なお母様方で、姿勢や服装から違いますよね。


発表会にお伺いする度に、いつも感心しているんです。」と


おっしゃっていただけました。


さて・・・


講演会の内容は医学者の視点の机上の理論でしたが、


いかがでしたでしょうか。


教育研究部の先生方の視点だと、


「いい母親を目指しましょう!」と言わんばかりに、


あのようになってしまうのでしょう。


つまらん・・・というのが私の感想。


「いいママになろうなんて思わなくていい、


子どもにとって必要なママでいることがイチバン」


最後の挨拶で遠回しに講師に反することを


言ってしてしまいましたがっ・・・笑


さて・・・


「べき」にとらわれる大人が


子どもの自己肯定感を下げてしまうものだと考えます。


日本人の自己肯定感が低いということは


耳にしたことがある人もいるかもしれません。


これは、


多くの人が「べき」に


とらわれているからだと思うのです。


親は・・・


子どもは・・・


というような考え方のことです。


それも大事な部分はあるとは思っています。


子どもにあてはめるということは、


オーバーな表現をすれば、


ひとつの決まったTシャツを


すべての子どもに着せようとするようなものかと・・・


子どもの体の大きさは一人ひとりちがいますから、


ぴったり合うとは限りません。 


ブカブカだったり、


ピチピチだったり、


丈が短かったりという子もいるでしょう。


そのようにして、


「どうして僕はこのTシャツが似合わないんだ?」なんて


考えさせてしまっては、


その子の自己肯定感が高まるはずもありません。


合うTシャツなんて、


みんなちがうもの。


似合う色も


それぞれ違うと思わせてあげなければいけないのです。


そうすれば・・・


いいところも悪いところも含めて


自分をありのままに認めることになる。


「これが自分」といえるようになるのです。


それが・・・


自己肯定感を高めるためのスタート地点だと思います。


どんな子どもも同じように育てていくのは無理なこと。


特に・・・


これからは「個の力」が求められる時代。


そういう意味では、


子どもを育てる親、


大人が子どもの個性をいかに認めるか・・・


ということを考える「べき」です。


あっ!!「べき」を使いました。笑


まだ、まだ、


日本の場合は基本的に単一民族国家ですから、


個性を認める意識が育ちにくいのかもしれません。


近頃、


学者の先生方が


自己肯定感という単語を頻繁に使います。


今日も何度も出ていた単語ですが・・・


机上の上で


自己肯定感が身につくなんてことは無いんだっ!


ラクな子育てなんて存在しない。


親として誰にでも色々な悩みはあるものだけど。


子育ては悩みもあるからこそ愉しくもある。


みんなでしていくものという意識があれば、


周りにいる仲良しのママからもたくさん学べるものだし、


周囲を認めることだってできる。


そのために幼稚園も存在するのです。


幼稚園や担任、他人の文句ばかり言っている


保護者が集まる園もあるようだけど、


そんなことでは園は良くならないし、


子育ても愉しい時間にはなりません。


いい幼稚園には、


素敵な保護者の方々がいるものです。



音舞台にむけて・・・


こんな真剣な顔して伴奏に臨んでいる姿があります。


応援してくださいね。





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