パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】土台となるもの
この時期の年中児の姿が4月の年長児の姿となります。
一年という月日の流れにおいて、
大きな成長を観ることができるのは年中児。
これを「育ち」という括りで表現してしまうのは・・・
何とも単純すぎるようにも思えます。
園での集団生活における習慣の定着、
その習慣から芽生える考え方から導かれる変容。
なぜ?そこに至ることができるのか?
結論は簡単・・・『素直』だから。笑
さて・・・・・
考え方の違いが
その後の結果の違いに繋がると思っています。
行動を無理やり変えていくことで、
結果として考え方が変わってくる
ということもありますが、
どちらにしても、
考え方は大事です。
この考え方が大事だということは、
素直に幼少期を過ごしてきた大人ならば、
誰もがわかっていることだと思います。
そして・・・
誰もが心の底では自分の考え方が正しいと思っているもの。
謙虚に・・・
「私の考え方は間違ってばかりですとか、
まだまだ考え方がダメです」とか言う人も、
心の底では、自分が正しいと思っているでしょう。笑
その人の行動が事実だということです。
本当にダメだと思っているのなら、
もっと素直に行動を変えている人は多いと思うのです。
ところが現実はどうでしょうか。
こうした方が良いと言われた時、
こうと捉える方が良いと言われた時、
皆さんは?
どのようにしているのでしょう?
時々は変える時があっても、
変えないことの方が多いはずなのです。
なぜならば・・・
疑いもせずに、
心の底では自分が正しいと思っているからです。
このままでいいと思っているからでしょう。
ですから・・・
今すぐに考え方を変える必要はないとか思うわけであり、
それを行動で示しているのです。
そういう姿勢や
生き方を否定はしませんが・・・
よくよく考えてみると、
随分、勿体ないことだと思うことがあります。
考え方が大事なことがわかっているのなら、
少しでもそれを行動で示す努力をしたほうが
いいのではと思ってしまいます。
なりたい!自分があるのなら、
なりたい!!自分に早くなるためには、
早く変えるほうがいいと思うのです。
それを簡単にできないのが普通なのかもしれません。
しかし・・・
年齢、経験、性別など関係なく、
それを出来る人がいるのも事実なのです。
成長していく人、
進化していく人、
考え方の習慣が間違いだと気づいたら、
すぐに変えていく人です。
ということでから・・・
いくつか2通りの考え方の事例をあげてみます。
努力で能力は伸ばせると信じている
努力で能力は伸ばせないと信じている
失敗した時、どうすれば上手くいくかを考える
失敗した時、もうできないと決めつける
失敗が自分を成長させると考える
失敗が評価を下げると考える
目標よりも目的に集中する
目標だけに捉われる
相手の、周りの幸せのために頑張る
自分の利益のために頑張る
昨日の自分と比較する
周りと、他人と比較する
過去の成功、常識を手放す
過去の成功、常識にしがみつく
無理難題を成長の機会と捉える
無理難題を自分には不可能と捉える
急ぎではない仕事を先回りしてやる
急ぎではない仕事を後回しにする
つらいことを楽しむ方法を考える
つらいことから逃げ出す方法を考える
人の考えは人それぞれですが・・・
大事なことは、
知っているではなく出来ていることでしょう。
すなわち・・・行動です。
考え方と行動が一致していることでしょうか。
考え方というものが、
それがそのまま行動にあらわれ、
そして結果に繋がります。
あらためて・・・
考え方が間違っている部分はないのか?
直したほうがいいものはないものか?
本当にその考え方でいいであろうか?
少しでも間違っていると気づいたら・・・
間違っているかどうかはわからないけど・・・
結果を変えたいと思っているのであれば、
すぐに考え方を変える努力をしてみましょう。
考え方が変わらなければ、
結局行動が変わらないので、
一生何も変わることなく終わっていくだろうと思います。
結果を出せない人ほど、
考え方を変えない傾向にあるもの。
自分の考えが正しいと思い込んでいるのではないかと思います。
そういう人に限って、
屁理屈や言い訳ばかり繰り返すことも多く、
常に原因を外に求めて、
不平不満ばかりを言いながら
過ごしているようにも思えます。
耳が痛い話ですが・・・笑
確かにその通り。
いくつかの書籍でも、
同じようなことが
書かれていたように記憶しています。
大事な事は、表現は違っても、
多くの書籍でも書かれていたりするし、
似たようなことを
いろいろな人が言うので聞いていたりします。
やはり・・・
気づいたら素直に
変わる努力をすることだと思います。
そもそも気づかなければそれまでですし、
気づいても変わらなければ同じでしょう。
素直・プラス発想・勤勉
この3つは人の成長要件に必ず必要なことですが、
『つ』のつく時期に
習慣から無意識に学びとることで、
大きな差を生み出す土台となることでしょう。
職業柄・・・
多くの若き先生方と接してきていますが、
職場での育ちを大切に
パール幼稚園の先生として育てているつもりですが、
成人するまでの時間、
それまでの育ちが・・・
大きく左右することも痛感している日々です。
人間形成、
一生かけて追い求めるものだと思っていますが
やはり・・・
土台があってのことですから、
土台が曖昧であれば、
それだけ苦労も多くあることでしょう。
これからは、
自由に軽やかに生きていく時代です。
心の土台は生まれた時には、
みな同じはず。
何を心に纏うのか・・・
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