2021/12/14

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】先回りと親心


BaBy Pearl Nursery のモニュメント


季節ごとに恒例となっていて、


すべて鈴○○子先生の手作りデス。



先回りするよりも・・・


昨日の続きでもありますが、


何でも先回りして


子供にあれやこれやと


やってあげることは、


決していい未来を与えないことでしょう。


では・・・


先回りする代わりにどうするべきなのか?


『子どもに何かを選ばせるとき』


例えば、


お店などで、


子ども自身に洋服やおもちゃを


選ばせようとしているときこそ、


じつは非常に先回りしやすいもの


なかなか決められない様子を見かねて・・・


「これがいいんじゃないの?」などと


いってしまったこともあるでしょう。


あるいは子供の選択に対して、


「こっちがいいんじゃないの?」


「こっちのほうが絶対にいいと思う」などと、


ついつい・・・


口出ししてしまったことはないでしょうか。


これは


「子どもの決断力や自立心が育たない」


ということにつながっていくようです。


どんなに時間がかかっても、


子どもの決断をじっと待つことが大切なのでしょう。


とはいってもね・・・


というところが親心でしょう。笑


子どもが洋服やおもちゃ選びに失敗したとしても、


それがいい教訓となり、


次回は子どもなりにリスクをシュミレーションし、


自分で判断していくようになるはず?


子どもが自分で選ぶ経験を、


しっかりと与えてあげましょう。


というのが理論的セオリー。


『子どもに・・・どんな感じかを聞くとき』


「寒いでしょ? もう一枚着なさい」


「お腹空いたでしょ? これ食べなさい」


といったり、


また、


プレゼントをもらったら?


「うれしいでしょ? すごく欲しかったんだよね」


といったことはありますか?


実は・・・


子供に「どんな感じ」か聞いておきながら、


結局は親が先回りして、


感情や感覚を


言語化してしまう状況を表しています。


こうした先回りは


感じたことや欲求の体験


いわゆる感覚を奪ってしまうため、


身体感覚や、感情、好みまで


希薄化させてしまうのだいう。


ということがセオリー。


子供を不快感や危険から守り、


社会のルールに従うよう導くことは必要ですが、


大切なことは、


子供の欲求や感情、意思、願望などを尊重しつつ、


守り導くことがベスト。


自分自身で、


感覚や感情を言葉にするまで、


「〇〇でしょ?」などと先回りせず、


根気強く待ってあげることがセオリー。笑


『子どもが遊んでいるとき』


子どもが目の前で遊んでいるときも、


親が先回りしやすいシチュエーション。


もちろん・・・


倒れ落ちそうなものなど、


明らかに危険な因子は取り除いたり、


子どもを安全なほうに導いたりすることは


必要かもしれません。


例えば・・・


何かをつくって遊んでいるとき、


「こっちから組み立てると早くできる」


「この道具を使うと上手にできる」などと、


親が先回りして物事の因果関係を考え、


子どもを手助けするのは避けるべきです。


その理由は、


子どもがあまり失敗を経験できなくなり、


自分の頭で考えなくなってしまうというのがセオリー。笑


先回りは親心との格闘ですね。


2021/12/13

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】カーリング??



朝晩は冬を感じる寒さになりました。


でも・・・


例年よりは暖かいかと。


さて・・・


ストーンを氷の上をスムーズに進むように、


ブラシでリンクの表面を


ゴシゴシするスポーツをご存知でしょう。


そうです・・・カーリング。


子供が失敗しないように、


先回りする育児のことを、


このカーリングにかけて、


カーリング育児というようです。


また、また、面白いワードが出てきました。


名前は楽しげですが・・・


カーリング育児は、


子供に対して必要以上に干渉する


過干渉育児を指しています。


親が「先回り」して、


子供にとって障害になるものを


片づけたり排除したり、


手を差し伸べたり、


口出ししたりする育児のことを、


カーリング育児というそうです。


親が何かにつけ「先回り」して、


手出し口出ししていると、


子供の成長の


大きな妨げになってしまうのだとか。


何でもかんでも先回りしてしまう親が


増えているそうですよ。


例えば・・・


「〇〇をやっておくといいらしいので、


早いうちから子どもに〇〇を習わせておく」


といったことです。


「我が子を成功させたい」


「我が子に失敗をさせてはならない」


といった心理が、


親を先回りさせるようです。


一方で・・・


子どもの先回りをして手出し口出しするほうが、


実は親として楽だという見解も


目にしたことがあります。


後者は教員育成ではドンピシャで、


ワタクシもやってしまっていました。


思い当たることがあり、


多々反省。


つまり・・・


先回りしてしまう親の心理には、


我が子を成功させたい


我が子に失敗をさせてはならない


きちんと育児したい


きちんと育児していると思われたい


といった思いがあるでしょうか。


でも・・・


何でも先回りして、


我が子が進む道を整えてしまう


親のもとで育った子どもは、


ちょっとした困難でさえも


乗り越えられなくなるかもしれません。


ワタクシも教員育成において、


失敗しないように。


コケないように。


成功するように・・・


と光をあてる存在でいたかったので、


このような導きをしていました。


これは大きな勘違いを生むことになります。


整えられた道を、


本人なりには一生懸命に進みますから、


自分でできたと錯覚することになるのです。


そればかりか、


やってもらえて当たり前となり、


大事なことが見えなくなるのです。


子育てにおいても、


何の障害もない道、


真っ平らな道しか知らないと、


初めてのことや難しいことに


挑戦して失敗する経験、


ここで頑張らなきゃと


プレッシャーに耐える経験、


失敗やできなかったことのつらさ、


不安などを乗り越える経験、


自分で考えることの経験が欠如してしまうもの。


それらを経験せずに育った子供は、


嫌なことがあると・・・


我慢できない


踏ん張れない


逃げる


などなど。


過干渉育児が


子供の主体性を奪うことになるのでしょう。


先回りする親に育てられた子供は、


忍耐力も


粘り強さも


主体性も


危機管理能力も


問題解決力も


自立心も


自主性も


意欲も自信もない大人に


成長してしまう可能性があるわけです。


いますね・・・


こういう大人。






2021/12/10

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】知ってる??


音舞台が終わると


園児たちの歌声が、


一層、キレイになるのです。


さて・・・


さて・・・


自己開示はコミュニケーションを


円滑にしていくうえでも大事だと思っています。


言いたくない事は言う必要はありませんが・・・


誰にだって・・・


人には言いたくない事、


知られたくない事などはあるでしょう。


誰だって何も言わなければ、


相手はあなたのことは何もわかりません。


それでいて・・・


周りの人に、


自分をわかって、


自分を理解してというのは、


おかしな話です。


あなたに使う言葉だって、


あなたの事を知ってもらえていれば、


変わってきます。


言葉を使うタイミングだって、


変わってくるものなのです。


人は・・・


無意識のうちに、


相手が自分の事を


理解しているという前提で物事を考えたりします。


自分に不都合なことや逆境のような状態の時ほど、


そう思い込んでいると思うことがあります。


そう思い込んでいる・・・


それは自分自身の勝手な解釈であり、


事実ではないのです。


なぜならば・・・


相手というものは、


そこまで理解しきれていない事が多いのです。


ですから、


そのギャップを少しでも減らすために、


自分の事を理解してもらっておくためにも、


自己開示が重要なのです。


その自己開示の中でも虚勢を張らないこと。


その伝え方や内容にもよりますが、


少なくとも相手に知ってもらう事は、


マイナスにはならない事が多いものです。


事前にそれを知ってもらえていれば、


周りの人の捉え方は少し変ります。


そもそも欠点のない人なんていないのです。


人によっては、


その欠点を欠点だとは


思わない事もあると思います。


大事な事は、


自分から自分を知ってもらう努力を


するということです。


勝手な自分の思い込みで、


お互いに不平不満を言い合ったり、


批判したりしないようにする事です。


相手に対して素直になる、


素直に自分を見せるということでもあります。


欠点だけに限りません。


自分を知ってもらう努力、


これも自分からでしょう。


なんでもかんでも


自己開示すればいいというものではありませんが、


やはり人と関わりながら生きていく上では、


必要な事だと思います。


ちなみにこんなことを書いていますが、


私自身も自己開示はあまり得意ではありません。


人付き合いもあまり上手ではないと思います。


なので・・・


仕事などにおいては、


相手にもよりますが、


意識して、


自己開示するようにしています。


仕事に迷ったら・・・


判断に迷ったら・・・


園長センセなら?


どうするのか?


ということが判断基準だと、


合言葉のようになっていますが・・・


そもそも?


ボクのことをわかっている人って?


どれだけいるのかしら?


ということを、


ふと思いました。笑


2021/12/09

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】気づきとは・・・


成長したなぁ〜


そう思わせてくれる先生を目にすると、


とても嬉しく思います。


先生と園児の連動した成長の姿を見ることは


最大の喜びかも知れません。


成長を実感する瞬間は様々ですが、


誰かへの細やかな気遣いを


感じさせてくれることであったり、


日々の気づきメールでの


思考の整理から感じることであったり、


そこから派生するアドバイスを


実行に移しているシーンであったり、


あるいは・・・


パール幼稚園の先生として、


とことん教育実践への準備を、


人知れずしている姿を感じさせたり、


もちろん保護者の方々からの声も、


良き仕事への評価として


嬉しく感じるものですが、


仕事に対する基礎的なあり方が


際立って進化している姿は、


大きな飛躍を確信させてくれます。


成長度合いは人それぞれですが、


ここに大きな差を生み出すものを


あげるのであれば、


没頭する時間ということであり、


この一点に尽きるのです。


先日のこと


若き園長先生の


お話を聞く機会がありましたが、


教員育成では、


3年スパンで考えているという内容でしたが、


2・2・6でも、


3・2・5でも、


1・1・8でも構わない、


3年で10になってくれればいい。


そこは本人に選択させるとおっしゃっていましたが、


色々な考えがありますね。


内定者研修・・・


よぉーい!ドン!と


始まるのです。


まぁ・・・


1年目で2しかクリアできない人が、


次の年に、


また、2クリアしたとして、


3年目に6クリアできることはないでしょう。


日々の習慣やクセづけが


仕事への姿勢を変えるものです。


新人で10をクリアできるように、


少しでも10に近づく値をクリアできた者は、


3年後には・・・


10より先に進めていることは確かなこと。


もしも・・・


同期と呼ばれる仲間がいるのなら、


自分と同期のトップを走る人の差は


何であるか?


同期の仲間の中で、


自分がトップであるカモと思うのであれば、


自分が目指す先輩との差を


考えればいいのです。


相手との差を考えること、


そして・・・


その差をヒントにすることが


本来の気づきメールのねらい。


人のよいところを見つけ、


それを学びに転化させること


これが思考の整理であり、


スピーチなどに活用すること。


日々の反省や日報的な記録を送られてきても、


よかったね。


ありがとうございました。


としか返信のしようもないのです。


文書もままならない人や、


何か継続させて自信をつけさせようとも


思う人には指摘もしないが、


何のために取り組むのか?


なぜ?取組まさせられているのか?


そこの視点も持てない人が普通なのか。


さて・・・
本日より活動参観が始まっております。
様々、ご協力いただきありがとうございます。
お知らせでもお伝え致しております。
動画撮影や写真撮影は
お断りさせていただいております。
でも・・・いるらしいのです。
隠れてする方が・・・
以後、そのようなことがございましたら、
即刻、参加は中止をさせていただきます。


2021/12/07

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】好敵手×盟友×親友


 

好敵手×盟友×親友


九州、福岡県、春日市にある


学校法人白水学園


森の木幼稚園、くすの木幼稚園、もみの木幼稚園


3園を束ねる大法人。


理事長、園長先生・・・


白水 剛 先生の来園。


生粋の幼稚園屋さんです。


ちょうど、


午後から研究勉強会がありまして、


東京にいらっしゃることが


わかっていたので、


昨日、連絡を取って、


急遽、立ち寄ってもらいました。


近頃、


コロナもありましたから、


他の幼稚園さんに足も運んでないですし、


他の幼稚園の園長先生の見学も


お断りしていましたので、


現状のパール幼稚園を効果測定してみたかったのです。


そんなモンを自分でやっても意味がありませんし、


自分でやったら自己満足で終わってしまいます。


他のシビアな視点が必要です。


もちろん・・・


アゲアゲのお世辞を


おっしゃる方に来られても意味がなく、


シビアな視点の先生がベスト。


となると・・・


やはり・・・


この先生、


白水 剛先生しかいません。


常に上を目指し、努力を重ねている先生です。


30代に出逢うことができ、


意識しまくりで取り組んできましたから、


この先生の感じることは、


効果測定にはバッチリなのです。


これまで幼稚園教育経営に取り組んでこれたのも、


白水 剛先生に


出逢えたからだとも思っています。


いつも想うことは、


やっぱり、スゲ〜な・・・


悔しいな・・・


負けねぇーぞ・・・


ボクもガンバロ。


という気持ちにさせられます。


数ヶ月に、


一度、会って、


たわいもない話をしながら、


拾う部分は拾い、


見習う部分は見習い。


これからも行くぞ!


と思うわけなのです。


というワケでして、


無理矢理、


足を運ばせてしまいましたっ。


アリガトございました。


2021/12/06

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】非認知能力・・・


 

行事の後は、


ものすごく大事な時間となるのです。


より丁寧に。


より基本に忠実に。


より基本を強化していくことです。


非認知能力とストレスの関係があるというような


記事を見かけました。


比較的ストレスに強い社会人は、


子ども時代に認知能力だけでなく、


非認知能力が


しっかりと育まれてきた共


通点があるというようです。


社会人として、


取引先や職場で人とかかわり仕事をするとき、


共感力やコミュニケーション力は欠かせませんが、


気が合わない人とも協力し合わなければならないので、


協調性や忍耐力も必要です。


成果を求められるため、


行動力や、


やり抜く力、


責任感なども不可欠です。


これらは非認知能力にほかなりません。


非認知能力があれば、


どんな環境でも多様な人々と協調でき、


転んでも立ち上がり、


やり抜くことができるようですが、


現代の30歳前後の年齢の方から・・・


この点が欠けているともいわれています。


そもそも非認知能力とは、


勤勉性、自主性、積極性、


外向性、社交性、協調性、


共感性、柔軟性、利他性、


精神的安定性、自己肯定感、責任感、


やり抜く力、忍耐力、コミュニケーション力、


好奇心、想像力など、数字では測れない、


あらゆる能力が含まれています。


こうしたことが、


ストレスへの防御壁となるわけです。


認知能力も必要ですが、


ストレスに強くなるためには、


認知能力を上まわる非認知能力が必要だと思うのです。


ストレスに強い人と弱い人の、


幼少期の非認知能力の育み方として、


非認知能力を高めるためにできることは、


別に難しいことではなく、


次のとおりとてもシンプルです。


「たくさんの経験する」機会を与えることでしょう。


「何かに没頭する」を経験する


「たくさん褒められる」を経験する


「うまくいく」を経験する


「うまくいかない」も経験する

 

このような経験をすることです。


「うまくいかなかった経験」は、


ストレスを柔軟に受け止めたり、


かわしたりする助けになるのでしょう。


「自分で考える・選ぶ」機会をあたえることですが、


まず、「子どもの話をきちんと聞く」こと


非認知能力を伸ばすために大切だと説明します。


「子どものためになるから」と


親の考えを押しつけるのではなく、


かといって・・・


自由ぶって放任するわけでもなく、


「どうする?」「あなたはどうしたい?」と


振るだけではなく、


子どもに聞いて一緒に考え、


お互いに折り合いをつけていくといいのでしょう。


子どもに選択権をわたすことも大切。


自分で “考える・選ぶ” 機会を持つことは、


非認知能力に含まれる自主性や責任感、


好奇心や想像力などを育み、


ストレスの対処力や問題解決力を高めてくれるはずです。


「仲間との体験活動」を応援することですが、


社会人になっても、


退職も自分できない人が多くいるようです。


これは、


就学後の非認知能力は、


クラブ活動などで


仲間たちとコミュニケーションをとりながら、


一緒に没頭したり、挑戦したり、


成功したり失敗したりする体験を、


重ねていくことで伸ばせるようですが、


今は没頭することができない若者も多いようです。


没頭する時間は、


結果にも大きな差を生み出すものです。


理解や発見があることを体感すること、


また、ひとりではムリでも、


仲間となら乗り越えられることがあると知り、


協力や思いやりの重要性を、


身にしみこませていくはずです。


自分には仲間がいる・・・


それがストレスに打ち勝つ力になることは


いうまでもありませんが、


仲間を裏切ってしまうような行動を


とってしまう人も多いようですね。


2021/12/04

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】音舞台2021


 
音舞台2021


保護者の方々にもご協力いただき


終了するこができました。


冒頭の挨拶の中でも


述べさせていただきましたが、


コロナが始まり、


様々な価値観、


生活様式が変化していく中、


明るい未来を提示していきたいと


先生方には、


お伝えし続けています。


さて・・・


この明るい未来とは・・・


そんな遠い未来のことではありません。


Beyond コロナ・・・


その中でできること。


音舞台の過程の中で


多くのことを掴めているのです。


それは・・・


演奏が終わった瞬間の園児たちの表情、


終わった瞬間の指揮るす担任の笑顔と、


園児たちの得意げな姿の中で生まれる


何か・・・


出番が終わり


保護者の方々と一緒に会場の座席に


戻る時の園児たちの笑顔。


この一点こそが、


明るい未来が掴めたことであった


瞬間とも感じています。


ベストを尽くしてやりきること。


音舞台での演奏は終わった瞬間が一番大事。


どのクラスも本番をベストに導けた担任の先生方、


それを裏方で支えてきたフリーの先生方、


応援していただける保護者の方々の力の結集。


全てのクラスが成功を掴みとったと思います。


ありがとうございました。