パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】心の姿勢
私は幼稚園という世界に携わり、
素直・プラス発想・勤勉という3つが
人の成長の3要件であると教わり、
常に念頭に入れて取り組んでいます。
素直・・・
これは人として最大の武器でもあると思っています。
多くの人が素直ではありません。(私も含めて)
だからこそ、
広義において自分のなりたい姿になれません。
今の時代は情報が氾濫していますので、
少し意識するだけで、
上辺の知識はいくらでも入ります。
何でもググればいい・・・
これが危険でもあり、
やっかいだ思っています。
私が日々こうして書いているメッセージ等も、
素直に受け取って読んでくれている人もいれば、
半信半疑で読んでいる人もいる事でしょう。
捉え方は自由ですから綺麗ごとと捉えようが、
理想論と捉えようが、
それはそれで構いません。
どのように捉えたほうが
良い気分になるか、
自分のためになるか、
今後に活かしていけるか、
さらに言えば、
幸せに感じるか、
幸せになっていく可能性があるかなどを
考えながらのほうがいいのではと思います。
「孤立」「独善」「傲慢」と「和」「共栄」「謙虚」
こんな記事を目にしたことがあります。
「我」の強い人の特徴は「人の話を聞かない」、
そして「自分が絶対正しい」と思っています。
つまり「独善」です。
そういう人は決まって「傲慢」です。
だから「孤立」してしまうんです。
これは不幸の極みです。
私たちはこの話を聞いて
他人の顔は思い浮かべるけれど、
まさか自分のこととは誰も思っていないもの。
本当は自分を顧みなければいけない話なのです。
人はどうしたら幸せな人生を送ることができるかというと、
「我」の強い人の対極を考えればいいのです。
「孤立」の対極にあるのは「仲良し」、
すなわち「和」です。
これは日本人の一番真ん中にある精神です。
「和」という字は「のぎへん」に「口」と書きます。
これ、「同じ田んぼで取れたお米の収穫を祝って一緒に食べる」
という字です。だから仲良く食事をするのが幸せだということが
この字から分かります。幸せとは「近くにいる人と仲良く
笑いながら飯を食べること」なんです。ここで大事なことは、
キリスト教には「自分を犠牲にして人を幸せにする」という、
尊く素晴らしい考え方がありますが、
仏教では「共に」を大事にしています。
すなわち「共栄」です。
もちろん自己犠牲の上に成り立つ愛情もあります。
だけど人として厳しい訓練を受けないと
そんなことはできません。
やっぱり親が子を思う時、
子どもだけ幸せになってもらうのではなく、
親も幸せになってもらいたいです。
「相手も自分も共に良くなっていこう」
という意識で生きている人の周りには、
必ず人が集まっていきます。
その時の心の姿勢を一言で表すと
「謙虚」ではないでしょうか。
参観WEEKですが、
保護者の方に声をかけていただきました。
「とても見ごたえのあるクラスの活動の様子でした。
内気な娘がクラスに馴染み、お友達たちと目標に向かって
いる姿が嬉しく練りました。私も母親として頑張ります。」
心の姿勢が素敵なお母様だと感じたことでした。
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