2021/09/29

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】負けを知ってこそ・・・


悔しい気持ちを活かすこと。


負けを知らない人は、


ここぞという時に踏ん張れません。


どん底を知っているからこそ、


窮地に立たされた時に力を


発揮できるものと感じています。


仕事をしていて、


悔しいと思う事はありますか。


叱られたり、


指摘されたり、


どんな感情になる時が多いでしょうか。


ムカつく人もいれば、


落ち込む人もいるでしょうし、


ただ・・・反省する人もいるでしょう。


どちらにしても、


マイナス感情になる人が多いのではと思います。


マイナス感情も


自分が発するエネルギーには変わりありません。


出来る事なら・・・


そのエネルギーを活かしたいですね。


活かしたいと思うのであれば、


悔しいという気持ちになりましょう。


悔しいと言う気持ちは、


もの凄いエネルギーを生むようです。


経験上、断言できます。


ただ落ち込むだけとか・・・


反省するだけよりも、


悔しいと思うことが大事なように思えます。


悔しさをバネに・・・


という言葉がありますが、


そういうことなのです。


仕事でも成果を上げる人は、


この悔しい気持ちを必ず持っていますし、


それをバネにして活かしています。


悔しさのエネルギーが多ければ多いほど、


その反動も大きいワケなのです。


それを乗り越えようとすれば、


本当の意味で本気になってくるわけですね。


何を言われても・・・


あまりマイナスな気分にならずに


淡々と仕事をすることも大事ですが、


怒られた時、


叱られた時、


指摘された時、


悔しさが出てこないのも問題だということです。


いろいろな事に挑戦すればするほど、


ひとつ上の事に挑戦すればするほど、


役割を全うしようとすればするほど、


上手くいかない時も出てきます。


そのような時に仕方がないと言う


気持ちで終わるのではなく、


なぜ?出来なかったのか、


なぜ?達成できなかったのかと


自分自身に対して悔しいと言う気持ちを


持つ方がいいと思います。


自分の能力に火をつけるには・・・


まず!本気になる事です。


極上を目指してみることです。


2021/09/28

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】みているだけじゃ・・・


みているだけじゃぁ〜ね〜・・・


ということでして、


急遽・・・


園長としての権力発動!!!


そのまま園庭に残してもらって


準備完了。


年中児に触らせてみました。



まぁーぁっ!


なんてことでしょうか・・・


お手伝いに入る年長女子たち・・・


担任の先生の言葉がけに!!


そっくりではございませんか?







そんな中・・・


何も知らぬ??


最年少児は、


手を振って横切りますっ。!爆@笑!



 降園間際の出来事でした。

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】傷ついても気持ちを立て直せる力


いつかは・・・


憧れのスイッチも発動しています。


年長児たちが練習を始めると、


自然にテラスのデッキに集まってくる園児たち。


幼子といえども・・・


懸命に取り組む姿に


グッとくるモノがあるのでしょう。




どんなに前向きな人でも、


生きていれば落ち込むことも


くじけることもあります。


もちろん・・・


その感情自体は悪いものではなく、


むしろ・・・


そのような経験をしたからこそ、


得られるものもたくさんあるでしょう。


近頃・・・


「へこむ」「くじける」「心が折れる」と


口にする若者が増えてきているように感じます。


では・・・


子どもが自分の力で気持ちを


立て直せるようになるには


どうしたらよいのでしょうか。


「心が折れる」と言う若者が


増えていることはご存知でしょうか。





友だちとのちょっとしたトラブルに傷つく、


少し大きい声で注意しただけで


萎縮してしまうといった


「ストレス耐性」が


極端に弱い子どもたちが増加しているようです。


実際・・・


トラブルへの対処力や


問題解決能力の不足が原因で、


不登校や引きこもりといった状況に


発展してしまうケースも


少なくありません。


いかにして、


子どもたちに「社会的スキル」を


身につけさせるかが切迫した課題でしょう。


乳幼児期における


親の「無関心」「放任」「過干渉」が、


子どもの心を折れやすくする要因と


なっているといわれています。


乳幼児期に注がれる


親からの深い愛情によって、


子どもは「自分は大丈夫」「自分には価値がある」と


自尊感情を育みます。


すると・・・


将来、傷ついたりへこんだりすることがあっても、


自分の力で乗り越えられるようになるのです。


一方・・・


幼い頃から親との接触が少なく、


愛情が不足した環境で育つと、


自尊感情が育たずに


ちょっとしたことで心が折れ、


さらには


回復するのに長


い時間を要するようになります。


親が我が子へ注ぐ愛情は、


子どもの人生に大きな影響を与えることでしょう。


また・・・


愛情過多であることも危険をはらんでるといいます。


親が子どもの世話を焼きすぎると、


子どもが自律的に行動することや、


転んでも自分の力で立ち上がるという経験を奪います。


その結果・・・


友だちとのトラブルに直面したときや、


勉強やスポーツで失敗したときなど、


自分で乗り越える方法がわからずに


右往左往してしまうようになるといいます。


「ほめ育て」とか「叱らない子育て」


というものがもたらす


ストレス耐性の弱さ、


子どもの心が折れやすくなった背景について考察すると、


乳幼児期の「無関心・放任・過干渉」に加えて、


一時期話題になった「ほめる子育て」「叱らない子育て」も、


折れやすい心をつくる一因になっているともいわれます。


我が子の気持ちを傷つけないように


言葉づかいに気をつけたり、ひたすらほめ、


我が子をポジティブな気分にさせるように


気をつかう親が増えてきてからというもの、


子どもや若者の心はたくましくなっただろうか?


嫌なことがあっても、


思い通りにならないことがあっても、


傷ついたり落ち込んだりせずに、


前向きに努力し続けられるようになっただろうか?


むしろ逆に・・・


心が折れやすい子どもや


若者が増えたのではないか?


という疑問が生じてきます。


我が子を傷つけないようにと


配慮しすぎることで、


逆に傷つきやすい心が育ってしまうというのは


皮肉なことです。


しかし・・・


これは流行りのような、


時代の流れという点で


仕方がないのかもしれません。


指示待ちで自分から動けないという


学生たちもいます。


子ども時代のことを尋ねてみたところ、


「親が先回りして


自分が困らないようにしてくれた。」


「親が口うるさくあれこれ指図するので


うっとうしかったが、


いつの間にか親を頼るようになっていた」


というケースが目立つようです。


子どもが幼いうちはそれほど大きな問題にはなりませんが、


成長するにしたがって、


現実の社会の厳しさに直面するようになります。


思い通りにいかなかったり、


努力が報われなかったりすることも


山ほどあるでしょう。


そのたびに深く落ち込み、


前を向くことができなくなってしまったら、


何事にも対処することはできません。


そこで求められるのは・・・


「傷つかないこと」ではなく、


「傷ついても気持ちを立て直せる力」を


鍛えることでしょう。


続きは・・・園だよりにて





2021/09/27

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】素直に大好きだよと・・・




担任がクラスの園児たちを励ます思いは・・・


素直に大好きだよと・・・


そのような気持ちから成り立つものです。


だからこそ、


情熱的にプロセスが


完成されていくのでしょう。


育ちの加速装置が発動されています。


さて・・・


「大好きだよ!」という言葉で


子どもは育つと言われています。


これは「愛されている自覚」が


自己肯定感を高めるからなのです。


みなさんは、


普段から・・・


愛情を言葉にして


子どもに伝えていますか? 


言葉で言わなくても、


日頃のスキンシップで伝わっているハズ・・・


と思っている方も多いのではないでしょうか。


愛する気持ちを伝えるのが


苦手な日本人ですが、


恥ずかしがらずにストレートに


「大好きだよ」と


気持ちを伝えてみることです。


すると・・・


親子間のコミュニケーションだけでなく、


意外な部分にも効果がみられるそうなのです。


愛情を受け止めている子は、


自立心も育つ


幼児期に日頃からスキンシップや


言葉で愛情を与えてばかりいると、


親離れしなくなると考える人も


少なくないと思います。


それは、実は逆と言います。


子どもが社会性を持つには、


まず・・・


ママからの愛情をたっぷりと


受け止めている必要があるようです。


もしも・・・


幼稚園に入園するにあたり


親離れできない子に困っているのなら、


子どもへの愛情表現を


見直してみるのもいいのかもしれません。


たとえば・・・


毎朝「おはよう」のあいさつの後に


ギューっと抱きしめながら


「大好きだよ!」と


言葉にして伝えるのです。


子どもをたくさん抱きしめて


安心させ大げさなほど愛情表現をする母親は、


それより感情表現の乏しい母親に比べて、


我が子が世界を探検する準備が


できていることに気づくでしょう。


そっけないママは、


子どもを心細くさせていきます。


子どもの社会的成長、


子どもの感情的な成長、


子どもの自立には、


ママからの愛情表現が


少なからず影響していると言えそうです。


「愛されている自覚」というものが


自己肯定感を高めていくのです。


自己肯定感を育むことができるのは


「存在承認」なのです。



ちなみに・・・

存在承認とは・・・

存在そのものに対する承認

「生まれてくれて、ありがとう」

「あなたがいてくれるだけで、うれしい」などのこと

行動承認とは・・・

行動に対する承認

「◯◯ができてえらいね」

「◯◯してくれたから、大好きよ」などのこと



普段・・・


使われているほめ言葉のほとんどは、


「行動承認」によるものです。


子どもにポジティブな声かけをするときは、


人より優れた部分をほめることが多いと思います。


けれども・・・


そればかりが増えてしまうと、


子どもは、


「人より優れていないと認めてもらえないんだ」と


感じてしまうようになってしまうでしょう。


しかし・・・


「良くできたこと」や


「いいところ」が


見つからなくても大丈夫。


日頃から


「存在承認」による言葉かけをすることで、


子どもは自ずと自己肯定感を育むことができるのです。


「ありのままのあなたを愛している」


楽しんでいるときも悲しんでいるときも、


ギュッと抱きしめながら伝えたい言葉です。


「生まれてきてくれてありがとう」


何ひとつできなくても


愛しかった赤ちゃんの頃を思い出して・・・


親でいられることの喜びを伝えましょう。


ただ結果を待つのではなく、


がんばっている・・・


子どものありのままの姿をほめてあげましょう。


愛情に変わりがないことが伝わる言葉でしょう。


大人になってから、


素直な気持ちを口にするのには


恥ずかしさもありますが、


言葉にしないと伝わらないこともあるものです。


子どもからの「ママ、大好きだよ」ということが、


嬉しい喜びであることと同じように、


子どももまた、


ママからの「大好き」を心から喜んでくれるはず。


日常の会話に「大好き」のセリフを


取り入れてみてはいかがでしょうか。





 

2021/09/24

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】心の目に映るもの


9月生まれのお誕生会でした。


一生懸命に準備を進めてくれたのでしょう。


でも!小言。 


影絵でしたが・・・


勿体無い。


もっと・・・


こうすればいいのにっ


折角だから・・・


こうやればいいのにっ


小姑のようにチクチク言いたくなります。


ん?


と・・・


そこで気がついたのですが、


今の若い世代の先生方って、


影絵とか・・・


NHKでやってた人形劇とか・・・


慣れ親しんではないのカモ!!


事前研究、自己研鑽が必要でしょう。


藤城清治 さんの世界観とか


知らないのでしょうね。


心の目に映るもの磨いて欲しいものです。



さて・・・


『どんな人の心の奥にも・・・


だれかを傷つけたり、



だましたりすることもない


美しい花が咲いている・・・』


という話を聞いた記憶があります。

観音さまは蓮の花にのっているけど、



蓮の花って、



どんなに汚い、



泥だらけのところでも、



綺麗な花を咲かせています。


しかも・・・


その花には泥がついていないのです。


人って・・・


この蓮の花と同じではないかと思うのです。


人の心の奥には、


どの人にも蓮の花が咲いていて、


だれかを傷つけたり、


だましたりすることもない、


美しい花が咲いていると願いたいものです。


美しい花を見る心の目があれば・・・


その花を成長させることが大切だと気づくハズ。


人生を切り開く心構えかもしれません。


心の目に映るものを見失ってはなりません。


そして・・・


お釈迦様のお話では・・・


『善をなすのを急げ、心を悪から遠ざけよう。


善をためらえば、心が悪を楽しんでしまう。』


人は良い心と悪い心が共存しているため、


善いことを迷わずすぐに行うことで、


悪い心を抑制すると言っています。


怠けたいと思う悪い心の方が


勝ってしまわないように、


善を急ぐようにと・・・


お釈迦様は伝えています。


心の目に映るものをつかめるように


選択を間違えてはなりませんね。

2021/09/22

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】いい子??②


 

幼少期に親の前で「いい子」でい続けると、


次のような言動が目立つようになるようです。


親の目の届かない場所で


溜まったストレスを発散させるようになる


お友だちを意地悪をしてしまったり、


先生の言うことを聞かずに困らせたりと、


問題行動が表面化することもある


トラブルの回避方法が


わからないまま成長するので、


コミュニケーション能力が


低下してしまうのです。


自分の感情に鈍感になり、


喜怒哀楽をはっきりと表現できずに、


相手の期待に沿った反応しかできない

 

さらに「いい子症候群」のまま大人になると、


これまでの経験上、


「親に喜ばれるメニュー」を


選択しているので、


その思考パターンが染みついていることが


様々な判断で影響していくのです。


社会に出れば、


少しの間違いを指摘されただけで、


自分が否定されたと思い込み、


「悪いのは自分じゃない、相手が悪いんだ」と


思ってしまうことも・・・


自分の間違いを棚に上げ、


人のせいにし、


思いもよらぬ行動に移り、


誰かが助けてくれる、


誰かか庇ってくれるという


悪循環な思考に陥り、


間違った人生を


選択していくことになる。


相談する相手を間違える傾向もあるでしょう。


否定されると存在価値が揺らぐ傾向があるので、


責任の所在が常に自分ではなく、


ズレてしまうのです。


社会では・・・


全て自分の責任ということを


言葉では理解していても、


ズレた選択や行動を


とるようになっていくのでしょう。


「いい子症候群」を引き起こす


最大の要因とは・・・


子どもを「いい子症候群」に


してしまう要因として、


親が子育てで自分の欲求を


満たそうとしていることが挙げられます。


子どもへの期待が強すぎて、


親が子どもに依存しているのです。


親と子どもは違う人間であり、


子どもはひとりの個人であるのです。


そのことを忘れてしまうと、


親は一方的に自分の理想を押しつけて、


子どもはその期待に応えようと


無理をしてしまいます。


叱り方や認め方、


所謂・・・


親としての導き方の


スキルが必要となるようです。


これにズレが生じていると、


子どもは親の期待に応えられない


自分を責めるようになるでしょう。


できないことを残念がって


失望した表情を見せたり、


小さな成長を・・・


できて当たり前だと


褒めなかったりしているケースがあるようです。


子どもが関心のあることに興味が持てず、


子どもの気持ちを無視した行動をとるケースもある。


小さな子どもにとって、


親は絶対的な存在です。


叱るべきところは叱り、


認めるべきところを間違わずに認める。


本当の気持ちを伝えられる親子関係でなければ、


子どもは、


いずれ親に対して心を閉ざしてしまうでしょう。


子どもが「いい子症候群」になってしまうのは、


性格の問題ではありません。


親子の関係性こそが最大の要因です。


だからこそ・・・


お互いの人格を尊重して、


本音を認め合える関係を築く必要があると思います。


2021/09/21

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】いい子??


各学年ともFESTAモードの活動が


多くなってきました。


年中児はパラバルーンですが・・・


みているのが楽しいのか?


やっているのが楽しいのか?


不思議なモノです。


他園様では、


年長児が練習に練習を重ねて


取り組むようですが、


コレは練習を


重ねるモノでは無いように思います。


ですから・・・


パール幼稚園ではあえて・・・


年中児に楽しんでもらいます。


基本の動作を覚えて・・・


やって楽しむ。


みて楽しむ。


これでイイと思うのです。




どこへ連れていっても・・・


「いい子ですね」と褒められる子。


わがままを言うなど、


親を困らせるようなことは


絶対にしない子。


『いい子』 に育ってほしいと願う


親は多いはずでしょう。


でも・・・


そのような 『いい子』は、


いくつかの問題点を抱えており、


そのまま成長すると


さまざまな不調が出てくるといいます。


もしも・・・


お子さんが無理をして 


『いい子』を演じているのならば・・・・


親子の関係性や


子どもへの対応の仕方など


見直す必要があるかもしれません。


いい子症候群という括りがあります。


親に褒めてもらいたくて


自らが頑張る力を発揮する子


子どもの特性を存分に発揮する


「一般的ないい子」と、


親の期待に過剰に応えようとする


「いい子症候群」には


決定的な違いがあると思います。



子どもは誰でも、



パパやママから褒めてもらいたいもの。


それは当然の感情であり、


褒めてもらうことを目的に


よい行いをするのは、


一般的な子どもの特徴でしょう。


しかし・・・


「いい子症候群」に


当てはまる子どもは、


褒められることよりも、


パパやママが不機嫌になることを恐れ、


どうしたら親が喜ぶのかを


常に考えてしまうことが多いようです。


言動が受け身


自己主張が苦手


感情表現が乏しい


親の指示がないと不安になる


些細な決断も自分ではできない


などの特徴もあるように思えますが、
 

おとなしい子、

内気な子、

所謂、優等生タイプの子とは


少し違う「いい子症候群」は、


親がどう思うかというよりも、


親からどう思われるかの方が、


何よりも大事なのです。


親の期待に応えられなければ、


自分の存在価値を認められないので、


自分の意思を主張できなくなります。


また・・・


素直で従順なのですが、


実は自分を押さえ込んでいるため、


突然感情を爆発させることもにもつながります。


つまり「いい子症候群」とは、


大人の顔色をうかがいながら、


先を読み、


親の期待に応えようとするのです。


問題なことは・・・


期待されている正しい言動を取るうちに、


それが自分の意思であるかのように


錯覚してしまうことでしょう。


いい子を演じている自覚がないまま成長していくと・・・


どのようになっていくのでしょう。

続きは・・・次回。

2021/09/17

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】我慢の覚え方


年長児たち・・・


ようやくイメージが湧いてきてようです。


コレをやると・・・


どうなるのか?


さて、さて・・・


『我慢する力』を育むには、


成長に合わせた声かけが必要に思えます。


子どもの『我慢する力』を育てるために、


ママは・・・


どのような態度で・・・


どのような言葉をかけてあげればいいのか?


悩みどころのひとつではないでしょうか。


子どもの成長段階で考察してみましょう。


例えば・・・3歳


ママの言うことをわかっているような?


わかっていないような微妙な時期でしょう。


我慢が必要な場面においては、


なぜ必要なのか丁寧に説明することが必要です。


危険を伴う場面においては、


毅然とした態度で、


理屈なしにダメはダメと・・・


しっかりと言い聞かせなくてはなりません。


このとき・・・


忘れてはならないことは、


我が子の言い分にも耳を


傾けることは大切です。


この頃の子どもは自我が芽生えや


反抗することも多くなりますが、


その気持ちを汲み取ってあげることも必要。


子どもの気持ちを理解したうえで、


ママとしての気持ちや


考えを話してあげましょう。



例えば・・・4歳


4歳の過程の中では、


基本的な生活習慣が確立されてきます。


ルールや決まりごとがあることを理解できるのも、


この時期です。


自分と他者の違いに気づいたり、


少しずつ周りの人の気持ちや


状況もわかるようになってきます。


自分の行動が周囲にどう影響するか、


わかりやすく伝えてあげるといいでしょう。



例えば・・・5歳


先生や友達たちと人間関係を


構築できるようになります。


所謂、社交性が身についてくるのです。


また、行動範囲も広がりをみせ、


心身ともに成長する時期でもあるでしょう。


物事の因果関係を理解し、


「今これをやると、後でどうなるか」という


未来をイメージできるようになっているはずです。


この時期に・・・


子どもに我慢することを教えるコツは、


その我慢の先に


どんな『よいこと』があるのかということを


丁寧に説明することです。


そして、その『よいこと』を子ども自身にイメージさせ、


未来の目標や楽しみをイメージさせていくことです。


すべて・・・


ママの豊富な言葉で導くことがカギとなるでしょう。


2021/09/16

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】入園説明会スタート


令和4年度 入園希望者対象の


入園説明会がスタートしました。


緊急事態宣言の最中、


ご参加いただけた皆さまには、


お集まりいただけたこと有り難く思います。


入園説明会のスタート?


入園説明会を5回に分けて実施するなど、


令和2年には予想もしなかったことです。


誰も経験したことのない危機の中、


様々な園行事のやり方が変わっていますが、


まさか・・・


今年もとは思ってもいませんでしたが、


この回数を分けてするのも


参加していただける保護者のお顔を


ゆっくり拝見しながら進められいい時間です。


2時間30分。


終了後、


特に在園、卒園児の保護者の方々には、


暖かいお言葉をいただけ、


とても励みになります。


初回の反省も含め2回目に臨みたいと考えます。





 

2021/09/13

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】人の話を聞き取るチカラ


2学期が始まりました。


今学期もよろしくお願いいたします。





私は、


幼児期において・・・


「聞く力」は「話す力」よりも


重要だと考えています。


小学校に入学すれば、


人の話を聞く機会が一段と増えます。


小学校受験では実際に、


「聞く力」を確認するための課題が


出ることもあります。


先生のお話を聞いた後、


そのお話の内容についての出題があり、


傾聴姿勢と記憶力を


問われるというものです。


うちの子は話を聞けなくてと・・・


嘆くママも少なくないでしょう。


でも・・・


「聞く力」は・・・


ご家庭でも養っていくことができるのです。


自他の区別がつく頃(年中児)。


聞く力を意識しているけれど、


人の話を聞くどころか・・・


自分の話をしてばかりという子もいます。


自分の気持ちを


わかってほしいという気持ちが強く、


相手を理解しようとすることが


二の次になってしまうのは、


子どもの特性から考察すれば、


仕方がないことだと思っています。


子どもの視点は


自己中心に傾きやすいことですが、


自他との区別がついて、


相手の存在を意識するようになった段階で、


ママは子どもの聞く力が伸びるように


手を貸さなくてはならないことでしょう。


それを怠ると・・・


私のように話を聞くことができない


大人になってしまうかもしれません。笑


まずは「話す力」より「聞く力」。


これをパール幼稚園では


「人の話を聞き取るチカラ」として、


日課の活動である、


「姿勢のチカラ」と「言葉のチカラ」に


独自のメゾットとして取り入れています。


近年の教育では、


自己表現や発信力に


重きが置かれている


傾向があるようですが、


人前で発表することや


大勢の中で意見を


言えることができる子になるようにと、


「話す」方に


力を入れてしまってもどうかと・・・


しかし・・・


上手に話ができるようになるには、


人の話を聞いて吸収したり


言葉の持つ力を感じたりすることが大切でしょう。


赤ちゃんの発達がいい例でして、


話すより先に聞き分ける力を身につけてから


言葉として発しようとするように、


まずは知っている言葉の数が少ない時期だからこそ、


「聞く力」をつけたうえで


「話す力」へと段階を進むことがベストかと。


聞く力とは・・・


ことばの習得にはなくてはならない能力です。


もっと言えば、


物事を学ぶ際の基本姿勢だと考えます。


学ぶ姿勢の軸のようなものです。


幼児期では・・・


特に5歳くらいになると、


聞く力があるかどうかで、


その後の知能の発達や能力の向上にも


大きな差が出てくるように考察しています。


「話す力」「書く力」は、


話させたり書かせたりすれば、


その能力を他者が確かめることが容易です。


しかし・・・


ちゃんと「聞く力」がついているかどうかは、


はたから見ているだけでは


よく分からないことも事実。


だからこそ・・・


家庭で「聞いたことを理解しているかな?」と


意識的に確かめ合うような時間が


ママと子のいい時間になるでしょう。


まず・・・


会話のキャッチボールはできている?


所謂・・・


日常会話です。


「今日は幼稚園で何をして遊んだの?」と


「今日は幼稚園で何したの?」では、


会話の道筋が変わってくるのです。


きちんとママが道筋を立てられるような


聴き方をすることが大切なのです。


叱るときにばかり言葉を多く使っていないかしら?


子どもがグズグスしていると、


ついつい・・・


ママはしつこく叱り続けてしまうこともあるでしょう。


しかし・・・


くどくどと叱られる経験が多くなると、


子どもは防衛手段として


心の耳を閉じ言葉を聞き流す癖をつけてしまうでしょう。


そうならないためにも・・・


逆に褒める場面で


たくさんの言葉を使ってみてはいかがでしょうか。


褒め言葉は「すごいね」などと簡潔になりがちですが、


具体的な感想を交えながら褒めてあげれば、


子どもは聞くことで嬉しい気持ちが生まれ、


自ずと聞く姿勢も身についていくハズなのです。


話の内容を簡単に要約できる?


人の話を聞くことができる人は、


話の要旨がわかるハズ。


これは国語力の高さに結びつくでしょう。


会話の中で・・・


「要するに◯◯だということだね」と


返答することも手。


伝言ゲームができますか?


楽しく遊びながら


「聞く力」をチェックするには、


伝言ゲームもいいでしょう。


ママが子どもに文を伝え、


それをパパに伝えてもらい、


最後にママが確認するのです。


最後まで集中して聞き、


聞き取った内容を復唱し、


確認を取らなければならない一連の作業は、


正しい傾聴姿勢につながります。


コレ!職場でもできない人がいます。笑


そして・・・


毎日のベットタイムストーリーがありますか?


読み聞かせは心を豊かにし


ママとの関係を深めるだけでなく、


安心感が抱く時間となります。


ストーリーの中での感情的に感じたことを


話してもらってみてもいいかもしれません。


聞いてほしいからといって、


ちょっと話を聞けなかっただけで


「なんで聞いてないの!」なんて・・・


怒ってしまうのはNGですよ。


目を見てもう一度話してあげれば、


きっと・・・


聞こうとする姿勢になってくれるはずです。


言葉に込められているものを


聞きとることができれば、


相手の気持ちを汲み取ることができるようになり、


自分の気持ちも


言葉で伝えることができるようになります。


「聞く力」は、「話す力」「書く力」は


コミュニケーションの軸となるでしょう。


ママのチカラ(愛情)で、


たくさんの言葉を持って


「聞く力」を身につけていけると素敵ですね。




 

2021/09/10

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】集中〜熱中〜



幼いときに何かに熱中した経験が


あるかどうか・・・


これが後伸びする子どもと


そうでない子どものちがいが


現れるといわれています。


後伸びする子どもは、


エネルギーにあふれているようです。


体力だけでなく、


好奇心や自分の世界を深めていく


心のエネルギーも強いもの。


そのエネルギーを生み出すのは、


幼いときに好きなことを


好きなだけやった経験が大きいようです。


夢中になって遊び続けて


パタンと寝てしまうような


子どもいると思います。


それは、


自分の興味が向いているものに体力と


心の限界まで熱中していた


ということなのでしょう。


つまり、そういう子どもは、


何かをやりたいと思ったときに


瞬時に動けて限界まで集中し続ける力を


持てているということなのです。


つまり、後伸びする子どもにしたければ、


幼い頃には・・・


好きなことを好きなだけやらせてあげる


必要があるということ。


幼い子どもが好きなことというと、


たいていは「遊び」になるでしょう。


それでいいと思うのです。


「なにをするか」ではなく、


「なにかに熱中すること」が重要。


ご飯だよ!!と声をかけても遊びに集中すること


素敵なことだと思うのです。