2021/09/02
パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】はからい・・・
未曹有の危機の世の中で
必要となる哲学だと思うのです。
この哲学というものが、
未来への道筋を定めていくと思うのです。
「山のあなたの空遠く、幸い住むと人のいう」
カール・ブッセという
ドイツの詩人の美しい詩があります。
この美しい詩を否定する気はありませんが、
ただ「幸せ」は、
未来の栄光ではないとも思っています。
幸せは「今」ここにある瞬間を
しっかりと味わうチカラ・・・
ではないかと思うのです。
戦前に比べても、
食べ物は豊富、
移動も簡単にできる
恵まれて便利な世の中でしょう。
携帯電話は個々に持ち、
遠く離れた人とは話したい時に話せます。
今の素晴らしさは過ぎ去って
感じるものだと思うのです。
職場を離れた人が、
後になってから、
人々の笑顔を懐かしく思い出したり・・・
子供が独立した親は、
子育てに手を焼いた日常が懐かしく感じたり・・・
幸せは「今」ここにあるものだと思うのです。
現代を英語では、
Present day というように、
今は神様からのギフトなのかと。
生きるとは、
ただ、何気なく生きるのではなく、
感覚を研ぎ澄まして
「活きる」ことではないかとも思うのですが・・・
感覚を研ぎ澄ませ活性化し、
クリアな気持ちで「今」ここにある
今を大切にしないとならないでしょうし、
「今」ここを大切にできない・・・
視点が低いと魔のスパイラルに落ちいってしまい、
幸せは微笑んでいることに
気づかなくなってしまうのでしょう。
つくづく人は利己的で自分中心な
生き物だとも思うことがありますが、
私も、
そのタイプでしょうけれど・・・
そして・・・
多くの人は「はからい」の中で
生きているのだとも気づくことがあります。
この「はからい」とは、
喜ぶことをしてくれているのです。
見守られている。
影で助けてくれている。
利他の行動から成り立つものです。
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