パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】未来創造業
今年の園庭では、
蝉の声が寂しい気がします。
さて・・・
園長業は孤独。
一般的にも・・・
経営者は孤独といわれている。
いくら先生方のため、
待遇、処遇、教育、指導を含めた職場環境づくりに
頭をひねり、
日々の幼稚園運営に
頭を抱えながら取り組んでいても、
その人の人生を預かっていることは理解されない。
その立場に立たないと見えないことかも知れない。
先日の学校法人立協議会の研修の中で、
講師の方の余談で・・・
学校法人の解散(幼稚園のたたみ方)に触れていた。
地方の幼稚園には目の前のリアルな現実であり、
数年後・・・
都内にあるかもといえども、
我が身のことかも知れない。
この決断は・・・
孤独との戦いでもあるのだろうと、
話を聞きながら感じた。
孤独感・・・
何だか分からないが虚しくて切ない日もあるし、
人の人生が羨ましくなってしまう日もあるし、
意味もわからず涙が出てしまう日もあるし、
ありふれた景色に心打たれる日もあれば、
不安でいっぱいの日もあるし、
なんだか同じ毎日の繰り返しで退屈な日もある。
誰かに頼っても解決するものではく、
自分にしか解決できないもの。
どこかに辿り着きたくて焦っていても、
それがどこかもよくわからない。
ちゃんと人といるのに、
自分の居場所はあるはずなのに、
自分の心の居場所がない。
このような感覚。
孤独感とは・・・
割り切れない自分との戦いみたいなもの。
誰もわかってくれない。
誰も助けてくれない。
人に支えられているのだろうけれど、
結局のところ、
自分一人で戦わなければならない。
この孤独と向き合って、
うまく咀嚼して、
付き合っていけるようになることが、
園長業(経営者)には必要。
良くも悪くも、
自分は自分の人生しか生きれない、
誰かに助けてもらったり迷惑かけながらも、
自分の足で踏ん張って
自分の力で歩いていく術を探すしかない。
孤独だと思う瞬間があることは
決して悪いことではなく、
約30年、
幼稚園に携わり、
色々な経験をしたおかげで、
そういう自分の感情の小さな機微というか、
繊細な部分に気づけるようになったというか、
敏感になったのだろう。
経験が増えれば見えてくることも多くて、
感情も単純なものではない。
これからも・・・
経験が増える上で、
孤独の感じ方とかは、
きっと・・・
変わり続けるだろう。
園長業・・・
ゆっくりと孤独との向き合い方を
見つけるものでもあるのかも知れない。
この感覚がわかっているから、
『幼稚園園長業=未来創造業』
であると・・・
感じているのであろう。
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