2019/06/03
パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】備えなければ・・・
私か主宰を務める『園風開化の会』という
全国から若手の園長先生方が集まる会があります。
定期的に集まりながら研究していく会ですが、
20代、30代の先生が中心で意欲溢れる会で、
そろそろ邪魔になる50手前のオジサンは力をいただけます。
目前に迫った教育・保育の無償化。
どのように制度と上手にマッチングを図るのか・・・
これは各都道府県でも異なりますし、
東京でさえ各区市町村で大きく異なります。
我が大田区は、これまで幾度も協議を重ね、
私立幼稚園にご理解をいただき、
とても大きな努力をしていただきいていますが、
区内の同じ私立幼稚園でも・・・
最低保育料と最高保育料で17,000円の差があります。
最低保育料の幼稚園は、
多分、完全無償化の範囲内でしょう。
そして、パール幼稚園は超課金は確実で無償化にはなりません。
減税の教育充実費の負担よりは低額になるのは確なこと。
そもそも教育、保育の無償化は、
対象額を、今のご家庭での教育費に上乗せし、
よりよい教育を受けられるようにとの考えのもとに進みました。
数万円、浮いたから、食事に行こう。
家電をあたらしくしようというものではないのですが・・・・・
皆様は、どのように捉えるのでしょうか。
無償化が進めば、より多様化が進みます。
認可保育所がいい例で様々な価値観のご家庭が集まり、
多様化が進みます。
保育目標も何もない。
万人うけをはかり、
苦情のないように当たり障りのないことを目標にする。
私立幼稚園に多様性が求められると、
当然のように要望や苦情が多くなり、
園運営は必ずパンクします。
右にも左にも首が回らないこととなり、
私立幼稚園としては崩壊していく園が現れることでしょう。
所謂、無償化はパブリック化を推進し、
プライベートスクールとしての魅力は発揮しづらくなるもの。
教育、保育の無償化は、
法案が成立したといっても、
諸費税の増税が財源となるので増税されたらこと。
いづれにしても・・・
令和の時代になりました。
教育、保育の無償化が実施されたら・・・
パール幼稚園としては、
学年の入園定員数を減らしていく方向です。
本園が掲げる教育実践に手を取り合っていただけること。
未来を担う子どもを育む教育のためには必要なことです。
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