パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】非認知能力という輝くために必要な姿
幼稚園教育要領の中で
「幼稚園教育における育みたい資質や能力」
明確化しています。
重要な要素として
「資質・能力の3つの柱」
が挙げられます。
幼児期に遊びを通して
総合的な指導が必要な項目は以下の通りです。
①「知識及び技能の基礎」・・・
多様な経験を通して感じたり、
考えたりする中で自らが何ができるか知る。
②「思考力、判断力、表現力などの基礎」・・・
気づいたことやできたことを試したり、
工夫したりしながら表現する。
③「学びに向かう力、人間性など」・・・
獲得した知識や技能思考力、
表現力などをどのように発揮するかを考え、
よりよい生活を送るために必要な事柄を探求する。
上記の3つの項目を柱として、
小学校への接続を見据えて
子どもたちと関わることが大切になります。
幼児期だけでなく、
未来を考えて「生きる力」を
養うことをねらいとしています。
小学校入学前に育まれるべき資質や能力を
「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」
として示されています。
小学校や他の保育施設との共通指針として策定され、
意識的に取り組むことで
子どもたちの健全な育成を支えるものとします。
【幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿】
健康な心と体
自立心
協同性
道徳性・規範意識の芽生え
社会生活と関わり
思考力の芽生え
自然との関わり・生命尊重
量・図形、文字等への関心・感覚
言葉による伝え合い
豊かな感性と表現
これらを指標として幼児期に取り入れ、
小学校生活に向けた基盤を
作り上げることが大切になります。
さて本題。
非認知能力を磨いていくことが、
認知能力だけでなく重要であるということが、
幼稚園教育要領にも示されているのですが、
非認知能力は社会においても重要だと思うのです。
この非認知能力ということを聞いて、
どんな能力だというと、
いわゆる学生時代に勉強する事、
IQテストや学力テストなどは、
認知能力。
言い換えると計測可能な能力の事です。
逆に非認知能力と言うのは、
誰もが大事だとは思っていながらも、
中々測定できなかったので、
明確な判断材料として
扱われてきませんでした。
近年においては、
これらの能力も科学的にも
証明できるようになってきているようですし、
数値での測定も出来るようになってきています。
そして・・・
社会人になってから、
成功していくためには、
この非認知能力がもの凄く重要な能力であると
認識され始めているのです。
では・・・
あらためてどういうものが、
非認知能力なのでしょうか。
何事も身につくまでには、
我慢、忍耐、辛抱という心持ちは大前提です。
そして・・・
この3つは全てをよりよくする為に必要なことです。
非認知能力は、
幼稚園教育要領で示す10の姿は、
社会で活躍するする為の姿でいうと、
意欲、自制心、状況把握力、社会適応力、創造性、
協調性、誠実さ、好奇心・・・などなど、
他にもいくつもありますが、
いわゆる心構えに値するものです。
こうして書き出していくと、
どれも大事なことばかりだと思いますよね。
やはり・・・
心構えがもの凄く大事であり、
これからは、
漠然とではなく、
ある程度・・・
明確になってくると言う事です。
また・・・
これらの非認知能力を高めていく方法は、
当たり前の事を徹底する事だと考えます。
当たり前と言われる生活習慣を
徹底的に実践して行くことで、
高まっていくようです。
つまり・・・
良い習慣を増やしていくとか、
昔からいわれている躾などを徹底するとか、
そういうことを実践して行くことで、
こういう能力が高まってくるのです。
要するに職場での教育・育成です。
逆に言えば・・・
数値化しにくい能力でもあるので、
間違った方向に進んでしまうと、
本当に危険です。
これらは「努力」というものが
基本的に必要になりますから、
職場で誰かに教わり身についていったとしても、
誰かに教わったということを忘れ、
自分一人で成し遂げたように思ってしまいます。
いわゆる、
感謝の概念が失われると、
危険になるということです。
自分勝手な自己都合、
自分都合の正義などで、
この非認知能力を活かしていくようだと、
これからの時代、
場合によっては、
本当に寂しい状況になってくるでしょう。
あらためて、
非認知能力というものが、
もの凄く大事なことであると
再認識できると思います。
こういう能力は、
ここまで出来たら完璧だとか、
終わりというものではありません。
だからこそ、
そのレベルに応じて、
その時点での価値がある事なのです。
何事も素直に実践して行く事、
継続して行く事、
やはりもの凄く大事なことなのです。
当たり前かもしれませんが、
どんな心構えでするか、
どういう意識でいるかは、
もの凄く大事なことだと考えます。
非認知能力という姿は、
輝くために必要な姿であると考えます。
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