パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】前に進むこと。
自分が想像しているよりも
早く変化している子どもをとりまく環境。
ここでいう環境とは社会の構造のこと。
昨日までの当たり前だったことが、
これからは当たり前ではなくなる可能性だってある。
例えば・・・
預かり保育というもの・・・
どこの私立幼稚園も
中途半端な預かり保育は実施するようになっている。
大田区の私立幼稚園で預かり保育を実施したのは、
28年前にパール幼稚園が最初。
保育終了後16時00分までという
中途半端な時間であったが、
当時は、
そんなのは保育園がやることだ!と
区内の園長先生方からは大ブーイングだった。
そんな中でも・・・
今度は保育開始前の預かりの実施。笑
誰も表立っては批判もしなくなった。
そして・・・
長期休業での預かり保育。
最初は夏休みだけであったが・・・
幼稚園教諭の特権だった夏休みが少なくなり
当時の先生方からはブーイング。
以前は幼稚園の先生になる方の思いとしては、
ながい夏休みが取れることも
魅力のひとつだったかも知れないと考えているが、
今では時代錯誤であるが、
これも内心ブーイングだったであろう。
保育終了後も
17時、17時30分、18時、18時30分となり、
Pearl Nursery Schoolの開所とともに19時となる。
そして、
5年前より
「TOKYO子育て応援幼稚園」という
東京独自の制度まで施行されたが、
準備を整えて申請すれば、
大田区が予算が取れないとお断り。
一度は断念していたが、
東京都の号令なのか、
今度は大田区が推奨してきたので、
今年度からは、
パール幼稚園も、
この制度を活用し年間240日、
保育開始前から教育活動も含め
保育終了後預かりまでの間11時間以上となる。
240日というハードルは私立幼稚園にとってはかなり高く、
なかなか他の園は手を出さない。
しかし・・・
パール幼稚園に我が子を通わせるご家庭の新2号児の比率の高さ、
1日の預かり保育の利用数の多さからしてみても、
ここのニーズには応えなくてはならない。
これも先生方にしてみれば・・・
内心?複雑かも知れないが、
時代の求めるものが数字であわられていること。
東京では10月から、
保育所に専業主婦でも通えるという
誰でも通園制度が施行される。
もちろん・・・
これはBaBy Pearl Nursery や
Pearl Nursery Schoolも??対象となる。
そして・・・
これに対し東京都の私立幼稚園では、
東京都と度重なる交渉の末、
「多様な他者との創出事業」が展開される。
しかし・・・
これは大田区が手をあげてくれなければ始まらない。
これが実施されれば、
パール幼稚園で言えば、
満3歳児以前の園児(教育・保育の無償化対象外)が
制度を活用していきますから、
納付金の値下げができるハズなのです。
この制度の構築に際しては、
年末より東京において制度の構築に関わらせていただき、
同時に大田区には、
区長様、
副区長様、
教育総務部長様、
教育総務担当課長様、
教育総務担当係長様、
大田区議区議会議員の先生方にも
説明に伺い、
交渉を進めています。
(手をあげてくれることを祈ってます。)
私立幼稚園の経営は、
保護者方々の納付金+様々な助成金があって
私立幼稚園経営が成り立ちます。
私立幼稚園経営が成り立ってこそ、
私立幼稚園運営が展開できるのです。
3年後・・・
幼児人口の激減から園児数の激減により、
大田区では幼稚園の閉園を考え出す
園長先生方もいるであろうと思っています。
それほど・・・
少子という現実を目の当たりにすることになるのです。
遅れて保育所にも訪れますが・・・
ここでは株式会社などは、
必ず撤退しますから、
どうにかなるでしょう。
愚痴になってしまいお恥ずかしい話ですが、
13事業の枠組みの「地域の子育て拠点事業」で実施した
0-2MaMaGartenですが申請ができるように
昨年末より交渉を進めてきたのですが、
区長部局と教育総務課は前向きに・・・
一度は受け入れてくれたと思っていたものの、
担当部局である保育サービス課が
ここにきて、
この事業は区内では充足しているとか、
東蒲田でやってもニーズが無いであろうとか、
パール幼稚園が取り組んでも、
他園では取り組めないであろうとか、
様々な理由を打ち出し、
結果としては、
認めないという遠回しなニュアンス。
6月から始まり、
現在50名以上の登録があり、
無料のイベントにも、
多くの方が足を運んでくださってもです。
この件・・・
12年前がフラッシュバックした。
実は・・・12年前のこと。
アプリコの前・・・回転すし店の裏に、
今、どこかが保育所を運営していますよね?
この場所で東京都認証保育所を申請していたのです。
場所の不動産契約も済まし、
工事施施工業者との解約も行い
各着資金も支払い、
設計費用も支払いましたが、
5日後に工事開始という時に、
保育所運営には実績がない、
蒲田の駅前には需要がない、
これまた様々な理由をつけて認めないと。
コレ、相当な負債を背負った覚えがあります。
しかも、
今現在、同じ場所で保育所が運営されている事実。
アプリコで行事を開催するたびに思い出してしまい、
心中複雑になるのです。笑
これも民間参入可能だとは要綱にあるのに、
どうしてなのか・・・民間参入を・・・。
まぁ・・・
いずれにしろ、
本学園が手がけているコトには、
時代が追いついてこないと思うしかない。
幼稚園を母体に小規模保育所、
企業主導型保育所に地域の子育て拠点事業。
これらはすべて幼児教育、
幼児教育の根底にある母親教育は、
園環境=園構造ですから、
全てが繋がっていることです。
ですから、
これからも、
私の人生のとして取り組んで参ります。
街が変われば、
そこに居る人も変わる。
10年前と同じなんてことはありえない。
川や海、山の木々など、
人の手が加えられないもの以外は、
姿を変える可能性がある。
人の手によって変えられる可能性が大いにある。
人がいる限り、
街も人も変わり続ける。
時代が変わればニーズも変わるし、
その変化に対して街も人も柔軟に変わっていく。
その結果・・・
そこに居る人たちが幸せであり続けられる。
つまり・・・
ずっと同じである必要がないし、
姿を変えたこと・・・
即ち前に進んでいるということ。
だから・・・
自分自身=パール幼稚園に
目を向けるときも、
変化を恐れる必要はないと思う。
街や人がずっと同じはありえないように、
10年前と同じなんてことはありえない。
変化した後のパール幼稚園の姿をみて、
周りの反応も、
それに合わせて変わっていくものだと思う。
その変化を楽しんでくれる人たちは必ずいるし、
前に進んでいれば、
どんな形だって笑いあえるはず。
だから、
今のパール幼稚園姿は
どう思われるだろうと考えるのではなく、
今のパール幼稚園が・・・
どう関わっていこうと考えるほうが、
前を向きやすくなる。
物事が変化するのは当たり前。
街が変われば人も変わるし、
幼稚園だって、
いつの間にか変わる。
ずっと同じなんてありえない。
だからこそ、
前に進んでさえいれば、
関係性が途絶えることはない。
前へ行くのみ。
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