パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】ほどほどで・・・
泣いている子を見ると、
誤解を招く言い方かもしれませんが・・・
嬉しくなります。
幼児期においての正常な育ちだからです。
心の表現の折り合いの付けどころを
探っているシーンです。
「わんぱくでもいい。たくましい子に育ってほしい」
昭和の頃のハム会社?のCMのキャッチコピーです。
ご存知の方は少ないですね??
親が子どもを思う気持ちは必ず子どもに通じものです。
入園説明会の終了後に
個人的な質問で申し訳ないのですが、
どうすればイヤイヤ期を収められるのか?
教えてほしいというママがいらっしゃいます。
立場上・・・
幼児教育の専門家ですから、
答えを知っていなければならないのでしょうけれど、
答えは明確で「知りません」と答えます。笑
これは残念ですが、
そう簡単に収める方法は存在しないと思っています。
でも・・・
あえてアドバイスとしてできることは、
ママが試行錯誤して、
いろいろな方法を試すことは大切です・・・
ということです。
そもそもイヤイヤ期なんて言葉は
平成の後期になってから??
できた言葉じゃないかな?と思うのです。
そもそも・・・
子どものイヤイヤなんて昔からあるはずです。
今の時代では家の外で地団駄踏んで
泣いている子もあまりみなくなりましたが、
これも自分の言い分が通らなくで
自分の中で処理しきれなくなっての行動。
現在の「イヤイヤ」も同じことかとも思います。
黙って抱っこして、
その気持ちを受け止めてあげれば
子どもは安心を覚えるものです。
説得するとか、
言葉で言い聞かせるとか
理屈じゃないと思うのです。
静かな落ち着いた場所に移って、
大丈夫、大丈夫・・・
と安心させてあげればいい。
これこそ言葉じゃないと思うのです。
まぁ・・・
ママとしては困って、
感情的なってしまう時かもしれませんが、
抱っこしてあげることで、
安心を覚えさせるのがベストかも。
イヤイヤは簡単には収まりませんので、
大事なことは、
子どもの気持ちに寄り添ったという事実。
これが、手をかけ、目をかけ、心込めるということ。
至れり尽くせりやってあげることがベストではない。
安心させて自分の中で
折り合いをつけさせないと。
ボタンを押せばポン!と出来上がる子育てなどあり得ない。
手を尽くしてくれるママがいると感じること。
そのことが親子の関係をいいものにするのです。
いいママになる必要などありません。
我が子にとって必要なママであればいいのです。
ママはみんな本当によく頑張っていますから、
育児書に振り回され完璧を求めず、
ほどほどでいいのですよ。
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