パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】与えられるもの??
本日の先生方へのお茶菓子。
銀座あけぼの 杏大福。
近頃、あんこが苦手な若い先生も多いですね。
「園長先生、ごちそうさまでした。美味しかったです。」
こんな一言を言える先生も1人か2人。
『園長先生、ごちそうさまでした。今度は〇〇が食べたいです!』
こんな合格点は1人もいませんっ。
もらい慣れしていないのか?
コミュニケーション能力が低いのか?
一言で、
どれだけ可愛がられるかと言うこと、
理解していない方が多いものです。
たかがケーキ1つ。
大福1つで恩義せがましく言うわけもありませんが、
人との関わり方だと思うのです。
さて・・・
与える・・・と言ったら
何を思い浮かべるのでしょうか。
自分が周りに与えられるもの???
何があると思いますか。
自分が与えてもらっているもの、
何があると思いますか。
自分の心に浮かんだことが、
今の自分の現状をあらわしているようです。
与える・・・
奪う・・・
何を想像しますか。
自分が周りに与えられるもの、
自分が周りから与えてもらっているもの
自分が思っている以上にいろいろとあるものです。
それを認識してみることです。
ギバー、テイカー、マッチャーと言う言葉もあります。
誰もが両面を持っていますが、
その優先順位とかバランスによって
自分の今後が決まってくるのかも知れません。
人が喜ぶことをする(喜びを与える)
人が感動することを行う(感動を与える)
人の役に立つことを率先して行う
人に笑顔で接する
他にもいろいろあります。
つまり・・・
人に貢献するということとは、
与えることでもあります。
ところが・・・
利や得ばかり追い求めている人は
与えることが出来るのに、
そういうチャンスが目の前にあるのに、
そういう行動が起こせません。
自分の得することしかやりません。
周りの人が困っていても、
助けられるのに助けません。
やらない理由や出来ない理由を考えます。
与えられる理由は考えません。
それでいて・・・
そのような人ほど、
与えてもらおうと必死です。
別の言い方をすれば、
感謝が足りない人でもあるわけです。
ですから、
いつまでたっても、
自分に与えられることがないのです。
与えられない人は、
奪うことばかり考え、
そのような行動ばかりしてしまい、
つまり自分の利や得だけで行動するのです。
その結果として・・・
与えられることがないわけだと思うのです。
まずは自分が優先。
与えてもらいたければ、
与えることをすべきです。
仕事においても認めてもらいたければ、
認めてもらえる行動、
実績を作ることが優先。
自分自身の言動や行動を振り返ることは大切です。
与えることができているか、
与えてもらうことばかり考えてないか、
その比率、割合、バランスは、どの程度なのか。
思考や習慣というものは、
本当に恐ろしいもの。
自分に原因があることに気づいていないことが多いのです。
天国と地獄の長い箸の話をご存知の方もいるかもしれませんが、
与える人は与えられるです。
昨日は東京都私立幼稚園連合会と
東京都教育研修会の2つの理事会でした。
人の価値観は違うということを強く感じたわけですが、
もっともっと視座を高めていかないとならない。
そんな時間でした。
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