パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】勇気づけ
年中児ともなれば、
空想の世界に入ると面白いものをつくります。
「かっこいいねぇ〜」と・・・
声をかけると、
「コレがこうで・・・
コレはどうで・・・」と
得意げになって、
色々なことを説明してくれます。
そんな会話をしていると・・・
目を光らせていた他の男子が群がりはじめ、
どうだ!とばかりに、
もっと・・・
得意そうに話が展開します。
このようなことでも
自信に繋がるわけなのです。
ほめて伸ばす子育てって?
どうなのでしょうか。
ほめるのではなく、
認めていくことこと・・・
それは「勇気づける」ことが
大切だと考えています。
子どもを操作しようとすることは、
親子の関係を壊すことにもなるとも感じています。
「ほめる」とか
「認める」というと
難しいうにも思えますが、
子どもを「勇気づける」という
観点で考えてみればいいのかと。
ほめることで子どもは伸びるのでは?
と思う人も多いでしょう。
ほめることが駄目だということではありませんが、
大切なことは、
親の声かけのなかに
下心をもたないことではないかと思います。
ほめるときには、
「子どもを自分の思い通りにしよう」という、
親の操作という下心が入ることがあるでしょう。
「ご挨拶できて、いい子ね」とか
「こんなに○○ができて、いい子ね」などと、
子どもを
その気にさせようとすることなど、
操作の下心があると、
子どもとの信頼関係を築けなくなるのです。
親の下心を
子どもは敏感に察知するものなのです。
はじめのうちは、
きっと、
子どももよろこぶでしょう。
「いい子だね」と言われて
嬉しくない子どもはいません。
下心というものは、
表情やしぐさなど・・・
どこかに出てしまいますから。
下心をもっているか
どうかは別として、
子どもをほめすぎることは、
ほめられることが当たり前になるために、
ほめられないと、
なにもしないというようになっていきます。
また、
「指示待ち人間になる」というのも、
ほめすぎることが
子どもに与える悪影響と言われています。
なぜなら・・・
結果を評価する人であり、
子どもは言うことを
聞いたり親に依存したりして、
その評価に左右される人という
関係をつくっていくことでよう。
その関係で育っていきますから、
子どもは指示待ち人間になっていきます。
子どもを認めること、
子どもに勇気を与えることとは、
ただ子どもをほめることなどではなく、
子どもをひとりの人間として
信頼することにあります。
「認める」ということが、
「共感する」ことであり、
「勇気づける」ことにつながります。
ほめるということよりも、
子どもを勇気づけるのは必要なことは、
自分の気持ちとか感謝を
伝えることだと思うのです。
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