2026/07/28

パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】機能

 先日のこと、


将来、有望かと思われる


東京の若手後継者と話す機会があった。


私の立ち位置というものは、


若手にとっては近づき難い存在のようだが・・・笑


あまり接点もなく以前からお話ししてみたかったのでと、


制度論ではなく持論を私に問いかけてきた。


いいねーーー持論。


大歓迎。


世代も違うので思い描く理想の幼稚園像は現代的。


システム的に、収益を前提に、組織を構築している感じ。


チームビルディングが・・・


どうのこうのと語っていた。


誰もが一度は通る道なのであろうか?


私も通ってきた覚えがあるが、


私はすぐに違うと感じ捨てた領域。


持論というより、


どこかのコンサルの受け売りや方法論。


自分で悩み、考え抜いたことではない。


だが・・・


どこの組織でもトップの最終的な願いは、


携わる人々に幸せになってほしい。

(組織内のと限定している方もいる。)


このようなところになる。


さて・・・


私は「役職」と「機能」を分けて考えている。


役職や経験年数というものは組織図に書けるもの。


機能とは人が実際に組織の中で果たしている動き。


両方が一致している人もいます。


でも・・・


ズレている人のほうが多いです。


ズレていることがダメという話ではないのです。


ズレが見えていない・・・


というのが問題なのです。


理事長、園長の仕事というものは、


役職を整えることだけではありません。


誰がどんな機能を担っているかを把握すること、


役割に気づかせていくことの方が、


はるかに大事です。


そこを見ずに組織図だけを書き換えると、


機能のほうまで一緒に壊れます。


組織図を直す前に、


まず可視化すべきこと、


現場で何が起きているかを棚卸すべきです。


だから情報は大事ですが、


情報をあげてこない者が多いです。


これが厄介。


けれど大事な情報となるかも知れない


自分の情報をあげず、


悔しい思いをしても、


それは仕方がないことだ。


私の視野はこうなる。


各施設をまたいだ調整は、誰が引き受けているか?


若手の相談相手になっているのは誰なのか?


若手に正しい助言を与えているのは誰か?


トラブルが起きたとき、最初に動くのは誰か?


会議の空気を整えているのは誰か?


会議の空気を悪くするのは誰か?


誰が一日休んだら、業務が止まってしまうか?


誰が理事長、園長の代弁者となっているか?


これを考察してみると、


組織図には載っていない・・・


機能の地図が見えてくるものです。


そして多くの場合、


その地図のほうが、


組織図よりも組織の実態を正確に表しています。


機能を可視化すると、


組織が動き出します。


機能を可視化すると、


いくつかの変化が起きます。


一つ目は・・・


見えなかった役割が言葉になります。


あの人がいるから組織が回っているという曖昧な感覚が、


具体的に説明できるようになります。


二つ目は・・・


評価の幅が変わります。


表に出る成果だけではなく、


組織を支える機能も評価の対象に入ります。


三つ目は・・・


後継者を育てる視点が変わります。


役職の後継ではなく、


機能の後継を考えるようになります。


これが一番大事です。


でも・・・本園はコレが苦手。


役職は誰でも引き継げますが、


機能はそう簡単には引き継げません。


人柄や経験、


学園内での関係性に依存することが多いからです。


だからこそ、


早めに気づいて、


時間をかけて育てる必要があります。


組織図は「設計図」ではなく「結果」ですから、


チームビルディングのように


人を当てはめるものではありません。


組織の中で何が起きているかを正確に映し取ったものが、


本当の組織図だということです。


組織図を書くことよりも、


組織を見ることのほうが、


はるかに大事。


そして見るべき場所は、


図に書かれている部分ではなく、


図に書かれていない部分です。


組織図の余白に、


組織の本当の姿がるのです。


余白に書かれていないものを言葉にすることが、


組織を整える最初の一歩だと思うのです。


本園は組織といっても大家族のようなもの。


おじいさんは山へ芝刈りに・・・


おばあさんは川に洗濯に・・・


兄妹喧嘩もあり・・・


家族のような役割が求められるのです。


0 Response to "パール幼稚園【ファンが生まれる幼稚園】機能"